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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.5 運用ガイド
FUJITSU Storage

1.8.3 IPv4/IPv6アドレスの混在環境での組合せ

AdvancedCopy ManagerのマネージャーとエージェントをIPv4/IPv6アドレスの混在環境で使用する場合、以下の組合せが可能です。

表1.7 IPv4/IPv6アドレスの混在環境での組合せ

運用管理サーバの
IPアドレス環境

管理対象サーバのIPアドレス環境

IPv4

IPv6

IPv4/IPv6

IPv4

○ (IPv4接続)

×

○ (IPv4接続)

IPv6

×

○ (IPv6接続)

○ (IPv6接続)

IPv4/IPv6

○ (IPv4接続)

○ (IPv6接続)

○ (IPv4/IPv6接続(注))

注: IPv4またはIPv6のどちらか(利用者がAdvancedCopy Managerに登録したIPアドレス)で接続。

ポイント

運用管理サーバのOSおよびAdvancedCopy ManagerにIPv4およびIPv6のIPアドレスを設定すると、IPv4アドレスを持つ管理対象サーバとIPv6アドレスを持つ管理対象サーバを1つの運用管理サーバで管理できます。
AdvancedCopy ManagerにIPv4およびIPv6のIPアドレスを設定する方法は、stgxfwcmmodsrvコマンドを参照してください。

注意

  • IPv4の管理対象サーバとIPv6の管理対象サーバ間は通信できないため、IPv4/IPv6アドレスの混在環境では以下の機能を利用できません。

    • IPv4の管理対象サーバとIPv6の管理対象サーバ間でのサーバ間レプリケーション

    • 管理対象サーバを管理情報一括バックアップサーバとした、管理情報一括バックアップ

  • OSにIPv4およびIPv6のIPアドレスが設定されていても、AdvancedCopy Managerに登録できる管理対象サーバのIPアドレスは、IPv4またはIPv6のどちらか一方だけです。

IPv4およびIPv6のIPアドレスを持つ管理対象サーバを、IPv6アドレスでAdvancedCopy Managerに登録した場合の通信可能範囲は、以下のとおりです。

図1.5 IPv4/IPv6アドレス混在環境での通信可否