プライマリノードで、運用管理サーバで使用するサービスリソースを登録してください。
画面のメニューや項目の名称は、OSによって異なる場合があります。
Windows Server 2008およびWindows Server 2012以降での操作手順を、以下に説明します。
[Windows Server 2008の場合]
ここでは、Windows Server 2008でETERNUS SF Manager用の「サービスまたはアプリケーション」の名前を"ESF-manager"と設定したものとして説明しています。
ETERNUS SF Manager用の「サービスまたはアプリケーション」に、ETERNUS SF Managerのサービスを追加します。
以下のサービスを追加してください。
ETERNUS SF Manager Postgres Service
ETERNUS SF Storage Cruiser Optimization Option
サービスの追加手順は、以下のとおりです。
[フェールオーバークラスタマネージャー]ツリーの[サービスとアプリケーション]-[ESF-manager]を右クリックし、表示されたメニューで[リソースの追加]-[3 - 汎用サービス]を選択します。
[新しいリソース ウィザード]画面が表示されます。
追加するサービスを[サービスの選択]で選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
[確認]画面に表示された内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
[完了]ボタンをクリックします。
設定した内容が反映されていることを確認します。
画面中央の[ESF-manager の概要]の[その他のリソース]に、追加したサービスが表示されていることを確認してください。
ETERNUS SF Manager用の「サービスまたはアプリケーション」に汎用スクリプトを追加します。
「5.1.1.1 汎用スクリプトの準備」で格納したすべての汎用スクリプトファイルに対して、汎用スクリプトごとに以下の手順を実施してください。
[フェールオーバークラスタマネージャー]ツリーの[サービスとアプリケーション]-[ESF-manager]を右クリックし、表示されたメニューで[リソースの追加]-[4 - 汎用スクリプト]を選択します。
[新しいリソース ウィザード]画面が表示されます。
[汎用スクリプト情報]の[スクリプト ファイル パス]に、「5.1.1.1 汎用スクリプトの準備」で格納したスクリプトファイルのファイル名を絶対パスで指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
[確認]画面に表示された内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
[概要]画面に表示された内容を確認し、[完了]ボタンをクリックします。
設定した内容が反映されていることを確認します。
画面中央の[ESF-manager の概要]の[その他のリソース]に、追加した汎用スクリプトが表示されていることを確認してください。
ETERNUS SF Manager用の「サービスまたはアプリケーション」にある、リソースの依存関係を設定します。
以下の表に従って、リソースの依存関係を設定してください。
設定対象のリソース | 依存するリソース |
---|---|
ETERNUS SF Manager Apache Serviceスクリプト | 共有ディスク |
ETERNUS SF Manager Tomcat Serviceスクリプト | ETERNUS SF Manager Apache Serviceスクリプト、 |
ETERNUS SF Manager Postgres Service | 共有ディスク |
ETERNUS SF Storage Cruiser Optimization Option | 共有ディスク |
ETERNUS SF Manager AdvancedCopy Manager CCM用汎用スクリプト | 共有ディスク |
AdvancedCopy Managerマネージャーを運用管理サーバ業務兼管理対象サーバ業務、または管理対象サーバ業務でバックアップ管理などの運用を実施する場合、以下のリソースの依存関係に業務用のディスクリソースを追加してください。
設定対象のリソース | 依存するリソース |
---|---|
AdvancedCopy COM Service_logicalNodeName | 業務用のディスクリソース |
logicalNodeName には、「4.1 カスタマイズ項目の確認」で準備した論理ノード名を指定してください。
注意
AdvancedCopy COM Service_logicalNodeNameと業務用のディスクリソースとの依存関係は、業務のボリュームの追加/削除などを実施するときに設定し直す必要があります。詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「クラスタ運用時の注意事項」を参照してください。
手順3で設定したリソースごとに、以下の設定を行います。
[フェールオーバークラスタマネージャー]画面の画面中央に表示される、[ESF-manager の概要]の[その他のリソース]の対象リソースを右クリックし、表示されたメニューで[プロパティ]を選択します。
[対象リソースのプロパティ]画面が表示されます。
[依存関係]タブの[リソース]で、「表5.1 リソースの依存関係の設定」の[依存するリソース]の名前を選択し、[適用]ボタンをクリックします。
設定が適用されたら、[OK]ボタンをクリックします。
[Windows Server 2012以降の場合]
ここでは、Windows Server 2012以降でETERNUS SF Manager用の「役割」の名前を"ESF-manager"と設定したものとして説明しています。
ETERNUS SF Manager用の「役割」に、ETERNUS SF Managerのサービスを追加します。
以下のサービスを追加してください。
ETERNUS SF Manager Postgres Service
ETERNUS SF Storage Cruiser Optimization Option
サービスの追加手順は、以下のとおりです。
[フェールオーバークラスタマネージャー]ツリーの[役割]-[ESF-manager]を右クリックし、表示されたメニューで[リソースの追加]-[汎用サービス]を選択します。
[新しいリソース ウィザード]画面が表示されます。
追加するサービスを[サービスの選択]で選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
[確認]画面に表示された内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
[完了]ボタンをクリックします。
設定した内容が反映されていることを確認します。
画面中央の[ESF-manager]の[リソース]タブに、追加したサービスが表示されていることを確認してください。
ETERNUS SF Manager用の「役割」に汎用スクリプトを追加します。
「5.1.1.1 汎用スクリプトの準備」で格納したすべての汎用スクリプトファイルに対して、汎用スクリプトごとに以下の手順を実施してください。
[フェールオーバークラスタマネージャー]ツリーの[役割]-[ESF-manager]を右クリックし、表示されたメニューで[リソースの追加]-[汎用スクリプト]を選択します。
[新しいリソース ウィザード]画面が表示されます。
[汎用スクリプト情報]の[スクリプト ファイル パス]に、「5.1.1.1 汎用スクリプトの準備」で格納したスクリプトファイルのファイル名を絶対パスで指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
[確認]画面に表示された内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
[概要]画面に表示された内容を確認し、[完了]ボタンをクリックします。
設定した内容が反映されていることを確認します。
画面中央の[ESF-manager]の[リソース]タブに、追加した汎用スクリプトが表示されていることを確認してください。
ETERNUS SF Manager用の「役割」にある、リソースの依存関係を設定します。
以下の表に従って、リソースの依存関係を設定してください。
設定対象のリソース | 依存するリソース |
---|---|
ETERNUS SF Manager Apache Serviceスクリプト | 共有ディスク |
ETERNUS SF Manager Tomcat Serviceスクリプト | ETERNUS SF Manager Apache Serviceスクリプト、 |
ETERNUS SF Manager Postgres Service | 共有ディスク |
ETERNUS SF Storage Cruiser Optimization Option | 共有ディスク |
ETERNUS SF Manager AdvancedCopy Manager CCM用汎用スクリプト | 共有ディスク |
AdvancedCopy Managerマネージャーを運用管理サーバ業務兼管理対象サーバ業務、または管理対象サーバ業務でバックアップ管理などの運用を実施する場合、以下のリソースの依存関係に業務用のディスクリソースを追加してください。
設定対象のリソース | 依存するリソース |
---|---|
AdvancedCopy COM Service_logicalNodeName | 業務用のディスクリソース |
logicalNodeName には、「4.1 カスタマイズ項目の確認」で準備した論理ノード名を指定してください。
注意
AdvancedCopy COM Service_logicalNodeNameと業務用のディスクリソースとの依存関係は、業務のボリュームの追加/削除などを実施するときに設定し直す必要があります。詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「クラスタ運用時の注意事項」を参照してください。
手順3で設定したリソースごとに、以下の設定を行います。
[フェールオーバークラスタマネージャー]画面の画面中央に表示される、[ESF-manager]の[リソース]タブの対象リソースを右クリックし、表示されたメニューで[プロパティ]を選択します。
[対象リソースのプロパティ]画面が表示されます。
[依存関係]タブの[リソース]で、「表5.2 リソースの依存関係の設定」の[依存するリソース]の名前を選択し、[適用]ボタンをクリックします。
設定が適用されたら、[OK]ボタンをクリックします。