ボリュームを作成する手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。
登録されているETERNUS ディスクアレイが、メインペインに表示されます。
メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。
カテゴリーペインで[ボリューム]をクリックします。
アクションペインで、[ボリューム]の下にある[作成]をクリックします。
情報入力画面が表示されます。
必要な情報を入力したあと、画面右下の[次へ]ボタンをクリックします。
情報確認画面が表示されます。
情報を確認したあと、画面右下の[作成]ボタンをクリックします。
注意
作成できるボリュームの最大容量は、RAIDグループの総空き容量です。ただし、RAIDグループでフラグメンテーションが発生している場合、作成できるボリュームの容量がRAIDグループの総空き容量未満になることがあります。
Webコンソールで確認したRAIDグループの総空き容量以下の容量を指定しているにも関わらず、RAIDグループの空き容量不足でボリュームを作成できない場合は、ETERNUS Web GUIでRAIDグループの最大空き領域の容量を確認し、その値以下のボリューム容量を指定してください。
以下の場合は、最大数のボリュームを作成できません。
装置にシン・プロビジョニングプールが存在する
装置に連結ボリュームが存在する
装置にREC Diskバッファーが存在する
RAIDマイグレーション処理中のボリュームが存在する
シン・プロビジョニングボリューム平準化処理中のボリュームが存在する
SED(Self Encrypting Drive)のディスクを使ったRAIDグループにボリュームを作成する場合は、ボリュームの暗号化に"No"を指定してください。
装置の構成によって数分から数時間かかる場合があります。多数のボリュームを一括作成する場合は、処理時間を考慮して運用してください。
Webコンソールからボリュームを暗号化できない機種があります。詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「ボリューム管理」を参照してください。
Webコンソールでは、LUNコンカチネーションのボリュームおよびWide Striping Volumeを作成できません。
Dedupボリュームを作成できるボリュームタイプは、シン・プロビジョニングボリュームだけです。Dedupボリュームを作成する場合は、操作対象のETERNUS ディスクアレイの機種に応じて、以下の作業を実施してください。
Deduplicationだけの有効化またはCompressionだけの有効化をサポートしている装置の場合
Deduplicationが有効なシン・プロビジョニングプールにDedupボリュームを作成するときは、[Deduplication]の項目を有効に設定してください。
Compressionが有効なシン・プロビジョニングプールにDedupボリュームを作成するときは、[Compression]の項目を有効に設定してください。
また、事前に、Dedupボリュームを作成するシン・プロビジョニングプールのDeduplicationおよびCompressionを有効に設定しておく必要があります。
上記以外の装置の場合
[Deduplication/Compression]の項目を有効に設定してください。
また、事前に、Dedupボリュームを作成するシン・プロビジョニングプールのDeduplication/Compressionを有効に設定しておく必要があります。
Allocation機能をサポートするETERNUS ディスクアレイにシン・プロビジョニングボリュームを作成する場合だけ、Allocationの設定が可能です。
"Thin"を選択すると、I/O発行時に、利用する物理領域が随時割り当てられます。
"Thick"を選択すると、ボリューム作成時に、ボリューム容量分の物理領域が割り当てられます。