Webコンソールの動作は、以下の監視機能によって制御されます。
セッションタイムアウト監視
Webコンソールの操作を監視し、長時間操作されなかったセッションを破棄します。操作とは、Webコンソールから運用管理サーバへの通信を指しています。ただし、Webコンソール画面の自動更新による通信は含みません。
前回の操作から監視間隔(デフォルトは60分)を超えて操作した場合、セッションタイムアウトと認識され、操作は拒否されます。
参照
監視間隔の変更方法は、「13.2.5 セッションタイムアウト時間の変更」を参照してください。
セッション接続数監視
同時に接続しているセッションが上限(100セッション)を超えないように監視します。
上限を超えてログインしようとした場合は、ログインに失敗します。
最大操作数監視
「操作数」が上限値を超えないよう監視します。上限値には、以下の2種類があります。
どちらかの上限値を超えた場合、操作は拒否されます。
ユーザーごとの上限値
ログイン直後の上限値は512です。
上限値は、「ユーザー管理」画面で変更できます。
なお、変更後の上限値は、ログインしている間だけ有効です。
参照
上限値の変更方法は、「13.1.3 キューの最大ジョブ数の設定」を参照してください。
システム全体の上限値
ログインしているすべてのユーザーの操作数を合計した値の上限です。
上限値は、1024固定です。変更できません。
ポイント
「操作数」とは
Webコンソールからの処理要求は、運用管理サーバに蓄えられたあと、非同期に実行されます。
「操作数」は、蓄えられて実行待ちの要求、実行中の要求の合計数となります。