Storage Cruiserエージェント(Linux版)のサイレントアンインストール手順は、以下のとおりです。
作業を行うサーバにログインします。ログイン後の操作は、root(スーパーユーザー)で実施してください。
以下のサイレントアンインストール用のコマンドを実行し、アンインストールします。
<アンインストールログファイル>に、アンインストールのログを出力するファイルを絶対パスで指定します。
<アンインストールログファイル>の指定は任意です。
# /opt/FJSVssage/bin/scagtsilentuninstall.sh [-l <アンインストールログファイル>]
ポイント
アンインストールログファイルの指定がない場合、/var/tmpディレクトリにscagtsilentuninstall.logという名前のアンインストールログファイルを作成します。
指定したアンインストールログファイルと同名のファイルが存在する場合、上書きします。
アンインストールログファイルを格納するディレクトリには、書込み権限のある実在するディレクトリを指定する必要があります。書込み権限がない場合は、プロンプトおよび画面へのエラーメッセージ出力を行わずにエラー終了します。
注意
オプションの指定に誤りがあった場合は、エラーメッセージをアンインストールログファイルに出力して終了します。プロンプトおよび画面へのエラーメッセージ出力は行いません。
サイレントアンインストール用のコマンドを多重実行しないでください。多重実行した場合は、あとから実行したコマンドが異常終了します。このとき、アンインストールログファイルは作成されません。
FJSVssageパッケージのディレクトリにユーザー固有のファイルが存在する場合は、アンインストール処理でそのファイルを削除できないため、アンインストールを実行してもFJSVssageパッケージのディレクトリが削除されません。この場合は、ディレクトリを手動で削除してください。
アンインストールが終了すると、プロンプトが表示されます。
/etc/servicesファイルから、「sscruisera」の行を削除します。
システムを再起動します。
# /sbin/shutdown -r now
サイレントアンインストール用のコマンドの復帰値を確認してください。なお、必要に応じて、アンインストールログファイルを確認してください。ただし、サイレントアンインストール用のコマンドの復帰値が3または9の場合、アンインストールログファイルは作成されません。コマンドの復帰値の説明は、「E.5 サイレントアンインストール(Storage Cruiserエージェント)の復帰値」を参照してください。
アンインストール結果は、アンインストールログファイルでも確認できます。
アンインストールログファイルを開き、[ResponseResult]セクションの"ResultCode"を参照してください。"ResultCode"には、サイレントアンインストール用のコマンドの復帰値が書き込まれています。