Storage Cruiserエージェント(Windows版)のサイレントアンインストール手順は、以下のとおりです。
作業を行うサーバに、Administrator権限を持つユーザーでログオンします。
コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動します。
以下のアンインストール情報ディレクトリを、Storage Cruiserエージェントをインストールしたディレクトリ以外の任意のディレクトリにコピーします。
<インストール時のプログラムディレクトリ>\ESC\AgentUninst
手順3でコピーしたディレクトリ内のサイレントアンインストールバッチを実行し、アンインストールします。
<アンインストールログファイル>に、アンインストールのログを出力するファイルを絶対パスで指定します。<アンインストールログファイル>の指定は任意です。
<コピー先のディレクトリ>\scagtsilentuninstall.bat [-l <アンインストールログファイル>]
ポイント
アンインストールログファイルの指定がない場合、環境変数TEMPに指定されている作業用ディレクトリにscagtsilentuninstall.logという名前のアンインストールログファイルを作成します。
指定したアンインストールログファイルと同名のファイルが存在する場合、上書きします。
アンインストールログファイルを格納するディレクトリには、書込み権限のある実在するディレクトリを指定する必要があります。書込み権限がない場合は、プロンプトおよび画面へのエラーメッセージ出力を行わずにエラー終了します。
アンインストールログファイルのパスが半角空白を含む場合は、ダブルクォーテーション(")で囲む必要があります。
アンインストールログファイルのパス名には、【 " | : * ? / . < > % & ^ ; ! 】を使用できません。
注意
オプションの指定に誤りがあった場合は、エラーメッセージをアンインストールログファイルに出力して終了します。プロンプトおよび画面へのエラーメッセージ出力は行いません。
サイレントアンインストール用のコマンドを多重実行しないでください。多重実行した場合は、あとから実行したコマンドが異常終了します。このとき、アンインストールログファイルは作成されません。
アンインストールが終了すると、プロンプトが表示されます。
手順3で実行したディレクトリを削除します。
サイレントアンインストール用のコマンドの復帰値を確認してください。なお、必要に応じて、アンインストールログファイルを確認してください。ただし、サイレントアンインストール用のコマンドの復帰値が3または9の場合、アンインストールログファイルは作成されません。コマンドの復帰値の説明は、「E.5 サイレントアンインストール(Storage Cruiserエージェント)の復帰値」を参照してください。
アンインストール結果は、アンインストールログファイルでも確認できます。
アンインストールログファイルを開き、[ResponseResult]セクションの"ResultCode"を参照してください。"ResultCode"には、サイレントアンインストール用のコマンドの復帰値が書き込まれています。