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ETERNUS SF Express 16.5 / Storage Cruiser 16.5 / AdvancedCopy Manager 16.5 導入ガイド
FUJITSU Storage

6.2.1 ユーザーアカウントの設定

AdvancedCopy Managerエージェントの機能を使うために、ユーザーアカウントの設定をします。

6.2.1.1 Windowsのユーザーアカウント

AdvancedCopy Managerのコマンドは、OSの管理者権限を持つユーザーだけが実行できます。

ここでは、コマンドを実行するユーザーの作成について説明します。

Windows Server 2008以降では、セキュリティ向上のためにユーザーアカウント制御(以降、UAC)の機能が追加されました。

以下に、UAC が有効な場合と無効な場合について説明します。

動作条件を以下に示します。

表6.1 アカウントとUAC の関係

アカウントの種類

UAC: 有効

UAC: 無効

ビルトインAdministratorアカウント

Administratorsグループに所属するユーザーアカウント

標準ユーザーアカウント

×

◎: 権限昇格ダイアログを表示せずに動作します。

○: 権限昇格ダイアログを表示し、承認がされたら動作します。

×: 管理者権限を取得できないため、動作しません。


上記の表中「○」となる条件下で、権限昇格ダイアログによる対話処理を行いたくない場合(バッチ処理など)は、以下のどれかの方法によって、管理者権限でプログラムを実行する必要があります。

6.2.1.2 Solaris/Linuxのユーザーアカウント

AdvancedCopy Managerのコマンドは、rootユーザーだけが実行可能です。rootユーザーで操作してください。