ETERNUS SF ManagerをAdvancedCopy Managerマネージャーとしてセットアップする手順の概要は、以下のとおりです。
手順の詳細は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのセットアップ」を参照してください。
AdvancedCopy Managerを利用できるユーザーアカウントを作成・登録します。
ユーザーアカウントに付与する権限によって、操作できる範囲が以下のように異なるので注意してください。
ESF Adminロール | OSの管理者権限 | |
---|---|---|
あり | なし | |
あり | Webコンソールおよびコマンドのどちらも使用できる | Webコンソールだけ使用できる |
なし | コマンドだけ使用できる | Webコンソールおよびコマンドのどちらも使用できない |
ポイント
シングル・サインオンで運用しているシステムでは、作成したユーザーアカウントを、ユーザーアカウント管理機構に登録し、そのユーザーアカウントで運用管理サーバにログインできるようにしてください。例えば、Windows環境において、運用管理サーバがActive Directoryドメインに所属している場合は、所属するActive Directoryドメインにユーザーアカウントを追加します。
AdvancedCopy Managerのコマンドは、以下のユーザーアカウントで実行可能です。
Windows環境の場合
Administratorsグループに所属するローカルアカウント、または、ドメインのDomain Adminsグループに所属するドメインアカウント
Solaris、Linux環境の場合
OSの管理者権限を持つユーザー(rootユーザー)
ファイアーウォールを設定します。
Webコンソールを利用するPCから運用管理サーバに接続できるように、ファイアーウォールの設定をします。
Webコンソールを起動し、Webコンソールから運用管理サーバにログインできることを確認します。
使用できるWebブラウザとそのバージョン、Webコンソールの起動方法、およびログイン方法は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』を参照してください。
ポイント
「第14章 エージェント利用型運用の環境構築」以降に記載されている作業は、Webコンソールを使って操作します。このため、Webコンソールを操作できる状態になっていることを、必ず確認してください。
AdvancedCopy Managerで管理するすべてのETERNUS ディスクアレイに対して、ライセンス管理機能のコマンドを使用してAdvancedCopy Managerの使用ライセンスを登録します。
ライセンスの詳細および登録方法は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ライセンスの管理」を参照してください。