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ETERNUS SF Express 16.5 / Storage Cruiser 16.5 / AdvancedCopy Manager 16.5 クイックリファレンス
FUJITSU Storage

12.3.1 CCMサーバの決定

ストレージシステム環境を円滑に管理するには、ほかのソフトウェアとの干渉や物理資源の不足が発生することを避けるためにも、専用のサーバにAdvancedCopy Manager CCMを導入することをお勧めします。専用のサーバを用意できない場合は、以下の留意事項を参考に、CCMサーバを決定してください。

業務アプリケーションへの影響を考慮する

業務サーバでAdvancedCopy Manager CCMを動作させると、業務アプリケーションとAdvancedCopy Manager CCMの動作が、お互いの性能に影響を及ぼすことがあります。業務アプリケーションが金融、流通、公共事業などの社会基盤を支えるものである場合、業務サーバへの導入には、特に慎重な判断が必要です。

ほかのゲストOSへの影響を考慮する(サーバ仮想化環境の場合)

サーバ仮想化環境では、1台の物理サーバ資源(CPU、メモリ、ネットワーク)を複数のゲストOSで共用するため、あるゲストOSの処理が、ほかのゲストOSの性能に影響を及ぼすことがあります。サーバ仮想化環境のゲストOSに導入する場合は、物理サーバ資源の利用状況、ゲストOSの利用用途を考慮してください。

排他ソフトウェアを考慮する

AdvancedCopy Manager CCMには、1つのサーバ上に同居できないソフトウェアが存在します。排他ソフトウェアが導入されていないサーバを選択してください。

参照

AdvancedCopy Manager CCMの排他ソフトウェアは、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「AdvancedCopy Manager CCMの動作環境」を参照してください。