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ETERNUS SF Express 16.5 / Storage Cruiser 16.5 / AdvancedCopy Manager 16.5 クイックリファレンス
FUJITSU Storage

8.2 ETERNUS SF Managerのセットアップ

ETERNUS SF ManagerをStorage Cruiserマネージャーとしてセットアップする手順の概要は、以下のとおりです。
手順の詳細は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのセットアップ」を参照してください。

  1. Storage Cruiserを利用できるユーザーアカウントを作成・登録します。

    ユーザーアカウントに付与する権限によって、操作できる範囲が以下のように異なるので注意してください。

    ESF Adminロール

    OSの管理者権限

    あり

    なし

    あり

    Webコンソールおよびコマンドのどちらも使用できる

    Webコンソールだけ使用できる

    なし

    コマンドだけ使用できる

    Webコンソールおよびコマンドのどちらも使用できない

    ポイント

    • シングル・サインオンで運用しているシステムでは、作成したユーザーアカウントを、ユーザーアカウント管理機構に登録し、そのユーザーアカウントで運用管理サーバにログインできるようにしてください。例えば、Windows環境において、運用管理サーバがActive Directoryドメインに所属している場合は、所属するActive Directoryドメインにユーザーアカウントを追加します。

    • Storage Cruiserのコマンドは、OSの管理者権限を持つユーザーだけが実行可能です。

  2. ファイアーウォールを設定します。

    Webコンソールを利用するPCから運用管理サーバに接続できるように、ファイアーウォールの設定をします。

  3. Webコンソールを起動し、Webコンソールから運用管理サーバにログインできることを確認します。

    使用できるWebブラウザとそのバージョン、Webコンソールの起動方法、およびログイン方法は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』を参照してください。

    ポイント

    第9章 Storage Cruiser運用環境の構築」以降に記載されている作業は、Webコンソールを使って操作します。このため、Webコンソールを操作できる状態になっていることを、必ず確認してください。

  4. Storage Cruiserで管理するすべてのETERNUS ディスクアレイに対して、Storage Cruiserの使用ライセンスを登録します。

    ポイント

    ライセンスの登録方法には、Webコンソールおよびコマンドの2通りがあります。
    ただし、ここでライセンスを登録する場合は、コマンドを利用してください。

    Webコンソールを利用してライセンスを登録できるのは、Storage Cruiserに装置登録されているETERNUS ディスクアレイだけです。一方、コマンドでは、装置登録されていないETERNUS ディスクアレイにもライセンスを登録できます。

    Webコンソールでのライセンス登録は、「9.2 装置の登録」後に実施できます。

    ライセンスの詳細および登録方法は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ライセンスの管理」を参照してください。