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Systemwalker Operation Manager  運用ガイド
FUJITSU Software

B.3.9 業務選択ツリーの[ジョブスケジューラ]配下の表示について

大量のジョブネットやグループが登録されている場合、Operation Managerクライアントの業務選択ツリーで[ジョブスケジューラ]を選択したときに、以下のエラーメッセージが表示され、一部のジョブネットやグループが業務選択ツリーに表示されない場合があります。

データが制限を超えたため、超過分を切り捨てました。

このようなとき、業務選択ツリー[ジョブスケジューラ]配下の参照したいプロジェクトを1つに絞って展開表示させる設定を行うことで、登録されているすべてのジョブネットやグループを業務選択ツリーに表示させることができるようになります。

本設定を有効にすると、業務選択ツリーで同時に展開できるプロジェクトは1つだけになります。また、1つのプロジェクト配下を展開して表示している状態で、別のプロジェクトを選択した場合、先に展開していたプロジェクトは閉じられます。

設定方法について説明します。

設定方法

業務選択ツリー[ジョブスケジューラ]配下を1プロジェクトに絞って展開表示させたい場合は、Systemwalker Operation Managerクライアント側で、Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\mpjmcl\etc配下にあるクライアント動作環境ファイル(Jobschr.ini)の内容を、以下の項目に従って追加または変更してください。

セクション名:

REFRESH_MODE

キー名:

Control_Refresh

値:

0(初期値、1プロジェクト展開表示無効)
1(1プロジェクト展開表示有効)

1プロジェクトだけ展開して表示させる場合の設定例

[REFRESH_MODE]
Control_Refresh=1

なお、本定義はクライアント表示中に行うことが可能ですが、定義した内容は、次回のジョブスケジューラ機能の接続時に有効になります。

注意

エクスポートについて

本設定を有効にした場合、業務選択ツリーで[ジョブスケジューラ]を選択した状態で定義情報をエクスポートすることはできません。また、展開されていないプロジェクトを選択してエクスポートを行った場合、以下のエラーメッセージが出力されます。

エクスポートできるグループまたはジョブネットがありません。