コマンドを利用してSystemwalker Operation Managerサーバの定義情報をインポート/エクスポートする方法について説明します。
コマンドを利用して、CSVファイルからSystemwalker Operation Managerサーバに定義情報をインポートする手順は以下のとおりです。
操作手順
CSVファイルの作成
ジョブネット定義CSVファイルおよびグループ定義CSVファイルを作成します。
ジョブネット定義CSVファイルの作成は、Job Designerを利用したExcelファイルでの作成が便利です。
Systemwalker Operation Managerサーバからエクスポートして作成したCSVファイルを利用して変更することもできます。
Systemwalker Operation ManagerサーバとCSVを作成するマシンのコード系が違う場合は、Systemwalker Operation Managerサーバのコード系に合わせて変換してください。
CSVファイルから制御文への変換
jobschcsvtodefコマンドで、ジョブネット定義CSVファイルまたはグループ定義CSVファイルを制御文形式に変換します。
jobschcsvtodef CSVファイル |
→制御文が標準出力に出力されます。必要に応じて、任意のファイルにリダイレクトするなどの処理を実施してください。
制御文のSystemwalker Operation Managerサーバへの登録
ジョブネット制御文およびジョブ制御文はjobschsetnetコマンドで、グループ制御文およびグループ内ジョブネット制御文はjobschsetgrpコマンドで登録します。
[新規に登録する例]
ABCという名称の新規のプロジェクトにジョブネット制御文net.txtから定義情報を登録する例
jobschsetnet -nent ABC net.txt |
[既存の情報を変更する例]
ABCという名称の既存のグループが登録されたプロジェクトにグループ制御文group.txtで定義情報を修正する例
jobschsetgrp -che ABC group.txt |
“jobschcsvtodefコマンド”、“jobschsetnetコマンド”および“jobschsetgrpコマンド”の詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”を参照してください。
コマンドを利用して、Systemwalker Operation Managerサーバの定義情報をCSVファイルにエクスポートする手順は以下のとおりです。
操作手順
Systemwalker Operation Managerサーバから制御文への出力
ジョブネット制御文およびジョブ制御文はjobschprint -rコマンドでプロジェクト名またはジョブネット名を指定して出力します。グループ制御文およびグループ内ジョブネット制御文はjobschprint -Rコマンドでプロジェクト名またはグループ名を指定して出力します。
[ジョブネット制御文およびジョブ制御文を出力する場合]
jobschprint -r プロジェクト名/ジョブネット名 |
[グループ制御文およびグループ内ジョブネット制御文を出力する場合]
jobschprint -R プロジェクト名/グループ名 |
→いずれの場合も、制御文が標準出力に出力されます。必要に応じて、任意のファイルにリダイレクトするなどの処理を実施してください。
制御文からCSVファイルへの変換
jobschdeftocsvコマンドを利用して、制御文からジョブネット定義CSVファイルまたはグループ定義CSVファイルへ変換します。
jobschdeftocsv 制御文ファイル |
制御文が標準出力に出力されます。必要に応じて、任意のファイルにリダイレクトするなどの処理を実施してください。
“jobschprint -rコマンド”、“jobschprint -Rコマンド”および“jobschdeftocsvコマンド”の詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”を参照してください。