本節では、ACL Managerで始まるメッセージについて説明します。
ACL Managerで始まるメッセージは、ACLマネージャが出力するメッセージです。
【メッセージの意味】
ACLマネージャが起動されました。
【メッセージの意味】
ACLマネージャは停止しました。
【メッセージの意味】
ACLマネージャは異常終了しました。
【パラメタの意味】
%1: 異常発生箇所
%2: 詳細コード
【システムの処理】
サービスは終了します。
【システム管理者の処置】
システムを再起動してください。
システムを再起動しても、本メッセージが出力される場合は、資料を採取し、技術員に連絡してください。
保守情報収集ツールで、“フレームワーク”および“セキュリティ”をチェックして採取します。
【メッセージの意味】
監査ログファイルがいっぱいになりました。ファイルをバックアップしてください。
【パラメタの意味】
%1: いっぱいになった監査ログファイル名
【システム管理者の処置】
いっぱいになった監査ログファイルをバックアップしてください。
【メッセージの意味】
監査操作ログファイルがいっぱいになりました。ファイルをバックアップしてください。
【パラメタの意味】
%1: いっぱいになった監査操作ログファイル名
【システム管理者の処置】
いっぱいになった監査操作ログファイルをバックアップしてください。
【メッセージの意味】
監査記録が生成できませんでした。
【パラメタの意味】
%1: 監査記録の生成に失敗した原因詳細
【システム管理者の処置】
mplstauditコマンドを使用して、監査環境が正しく設定されているか確認します。
mplstauditコマンドの使用方法については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
監査環境が正しく設定されているにもかかわらず、メッセージが出力される場合は、保守情報収集ツールで“セキュリティ”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
リストア(移行)できなかったアクセス権情報があります。
【パラメタの意味】
%1: リストア(移行)でのエラー原因詳細を記録したファイル名
【システム管理者の処置】
ファイルを参照し、エラー原因を取り除いてから再度リストア(移行)してください。
【メッセージの意味】
コンピュータまたはドメイン名が変更されましたが、内部データは変換されませんでした。
【パラメタの意味】
%1: エラーコード
%2: 詳細コード
【システム管理者の処置】
Administratorsグループに所属するユーザで、以下の操作を実行してください。
“mkbat -j -f任意のバッチファイル名”を実行する
1.で生成したバッチファイルを実行する
【メッセージの意味】
退避できなかったアクセス権情報があります。
本メッセージはクラスタ運用環境でのみ発生します。
【パラメタの意味】
%1: 退避でのエラー原因詳細を記録したファイル名
【システム管理者の処置】
ファイルを参照し、エラー原因を取り除いてから、手動でアクセス権情報を退避してください。手動で退避するにはmpcssaveコマンドを実行します。mpcssaveコマンドの使用方法については“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”を参照してください。
【メッセージの意味】
ポリシー情報を設定できませんでした。
【パラメタの意味】
%1: ポリシー情報のファイル名(フルパス)
【システム管理者の処置】
本メッセージの後に、ポリシー情報の設定に失敗した原因と対処方法を示すメッセージが出力されます。
本メッセージの後に出力されたメッセージを参照して、原因を取り除いてください。
【メッセージの意味】
ポリシー情報の配付先のサーバに、Systemwalker Operation Managerを使用しているアカウントが存在しません。
ポリシー情報の配付先のサーバに不足しているアカウントを登録し、ポリシー情報の抽出元のサーバと配付先のサーバのアカウント情報を統一してください。
【システム管理者の処置】
ポリシー情報の抽出元サーバでSystemwalker Operation Managerを使用しているアカウントを、ポリシー配付先のサーバにも登録し、再度ポリシー情報を配付してください。
ポリシー抽出元のサーバでmplstacluserコマンドを実行することにより、Systemwalker Operation Managerを使用しているアカウントの情報を確認することができます。mplstacluserコマンドの詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”の“mplstacluserコマンド”を参照してください。
【メッセージの意味】
ポリシー情報の配付中に予期しないエラーが発生しました。
【パラメタの意味】
%1: エラーの詳細原因を表すメッセージ
【システム管理者の処置】
ポリシー抽出元およびポリシー配付先のサーバについて、保守情報収集ツールで“セキュリティ”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
監査ログを出力するためのライブラリのロードで問題が発生したため、監査ログを出力することができません。
【システムの処理】
処理を継続します。ただし、監査ログは出力されません。
【対処方法】
以下のファイルが存在しているか確認してください。存在している場合、ファイルが壊れている可能性があります。Systemwalker Operation Managerを再インストールまたは富士通技術員に連絡してください。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.JM\bin\mpaudito.dll
【メッセージの意味】
監査ログの出力先ファイルのオープンで問題が発生したため、監査ログを出力することができません。
【システムの処理】
処理を継続します。ただし、監査ログは出力されません。
【対処方法】
空き容量が不足していないか確認してください。
監査ログの出力先ディレクトリが存在しているか確認してください。
監査ログの出力先ディレクトリのパーミッション/権限を確認してください。利用者制限の定義を利用していない場合、一般ユーザ/Everyoneから書き込める権利が必要です。
監査ログの出力先ファイルが壊れている可能性があります。壊れている監査ログの出力先ファイルを退避後、削除してください。
監査ログ出力先のハードディスクに障害が発生している場合は、ハードディスクの交換、および復旧が必要な場合があります。
監査ログの出力先ファイルおよびディレクトリは、mpsetlogsend_omgrコマンドで指定できます。mpsetlogsend_omgrコマンドの詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”を参照してください。