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Systemwalker Operation Manager トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

4.16.7 ジョブスケジューラサービスの起動直後に、Systemwalker Operation Managerクライアントでジョブスケジューラを選択すると「コネクト要求が拒否されました。Systemwalker Operation Managerサーバが起動されていないか、または、ポート番号が一致しません」が出力される

エラーメッセージ

コネクト要求が拒否されました。Systemwalker Operation Managerサーバが起動されていないか、または、ポート番号が一致しません

対象バージョンレベル

対処1

原因

ジョブスケジューラサービスは、起動が完了するまで、Systemwalker Operation Managerクライアントからの要求を受け付けません。

ジョブスケジューラサービスの起動に時間がかかる原因として、以下が考えられます。

対処方法

しばらく待ってから再度、Systemwalker Operation Managerクライアントで、ジョブスケジューラを選択してください。

説明

ポイント

ジョブスケジューラの初期化処理完了の確認方法について

ジョブスケジューラは、起動時の初期化処理が完了した時点で、以下のメッセージをSYSLOG/イベントログに記録します。SYSLOG/イベントログに記録されたメッセージを確認することで、初期化処理の完了を確認できます。

  • UNIX版の場合

    MpJobsch: INFO: 0272: The jobscheduler daemon has been started.
    備考. /etc/syslog.confにuser.infoの情報を記録するように設定されている必要があります。
  • Windows版の場合

    MpJobsch:情報:1308:Systemwalker MpJobschサービスの起動が完了しました

対処2【UNIX版】

確認ポイント

メッセージキューが枯渇していませんか

原因・対処方法は、“4.2.2 意図した時間にジョブネット/ジョブが起動しない”の対処16を参照してください。

対処3

確認ポイント

jobschprintコマンドの出力をmoreコマンドで止めていませんか

原因・対処方法は、“4.2.2 意図した時間にジョブネット/ジョブが起動しない”の対処9を参照してください。

対処4

確認ポイント

ジョブネット/ジョブの起動・終了が、短時間に集中していませんか

原因・対処方法は、“4.2.18 ジョブネットが終了しない”の対処4を参照してください。

対処5

確認ポイント

以下のバージョンレベルで、実行継続モードが異なるポリシーを配付していませんか

対処方法

ポリシー抽出元の実行継続モードを変更し、再度ポリシー抽出(起動パラメタを抽出)・配付をしてください。