エラーメッセージ
コネクト要求が拒否されました。Systemwalker Operation Managerサーバが起動されていないか、または、ポート番号が一致しません |
対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処1
原因
ジョブスケジューラサービスは、起動が完了するまで、Systemwalker Operation Managerクライアントからの要求を受け付けません。
ジョブスケジューラサービスの起動に時間がかかる原因として、以下が考えられます。
ジョブスケジューラのデータベースディレクトリ中に存在するファイルが多い場合(起動時にジョブスケジューラが権限をチェックするため)
スケジュール情報が非常に多い場合(スケジュール処理に時間がかかるため)
対処方法
しばらく待ってから再度、Systemwalker Operation Managerクライアントで、ジョブスケジューラを選択してください。
説明
ポイント
ジョブスケジューラの初期化処理完了の確認方法について
ジョブスケジューラは、起動時の初期化処理が完了した時点で、以下のメッセージをSYSLOG/イベントログに記録します。SYSLOG/イベントログに記録されたメッセージを確認することで、初期化処理の完了を確認できます。
UNIX版の場合
MpJobsch: INFO: 0272: The jobscheduler daemon has been started.
備考. /etc/syslog.confにuser.infoの情報を記録するように設定されている必要があります。
Windows版の場合
MpJobsch:情報:1308:Systemwalker MpJobschサービスの起動が完了しました
対処2【UNIX版】
確認ポイント
メッセージキューが枯渇していませんか
原因・対処方法は、“4.2.2 意図した時間にジョブネット/ジョブが起動しない”の対処16を参照してください。
対処3
確認ポイント
jobschprintコマンドの出力をmoreコマンドで止めていませんか
原因・対処方法は、“4.2.2 意図した時間にジョブネット/ジョブが起動しない”の対処9を参照してください。
対処4
確認ポイント
ジョブネット/ジョブの起動・終了が、短時間に集中していませんか
原因・対処方法は、“4.2.18 ジョブネットが終了しない”の対処4を参照してください。
対処5
確認ポイント
以下のバージョンレベルで、実行継続モードが異なるポリシーを配付していませんか
Windows版:V5.0L10~V5.0L30
Solaris版:5.0~5.2
HP-UX版:5.1
AIX版:5.1
対処方法
ポリシー抽出元の実行継続モードを変更し、再度ポリシー抽出(起動パラメタを抽出)・配付をしてください。