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Systemwalker Operation Manager トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

4.13.8 xxxxxxxx.exe アプリケーションを正しく初期化できませんでした。(xxxxxxxxは、tskgrsrv、tskelsrv、tskwnsrv、tskbasrv、tskussrv、tskevsrvのいずれか)【Windows版】

対象バージョンレベル

対処

確認ポイント

デスクトップヒープ領域の設定を変更していませんか

原因

ジョブスケジューラサービスの起動時にデスクトップヒープ領域が割り当てられないためと考えられます。

対処方法

Windows Server 2008以降を利用している場合は、以下のマニュアルを参照して、レジストリを修正し、デスクトップヒープのサイズを拡張してください。

上記以外の場合は、以下の手順でレジストリを修正してデスクトップヒープを拡大してください。適正値を見積もる方法はありませんので、徐々に拡大してください。

  1. レジストリエディタを起動します。

    Windowsの[ファイル名を指定して実行]で“regedt32”と入力して[OK]ボタンを押してください。

  2. SubSystemsキーに移動します。

    HKEY_LOCAL_MACHINEサブツリーから次のキーに移動します。

    \System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\SubSystems

  3. [Windows] の値を選択します。

  4. [編集] メニューで [文字列] を選択します。

  5. SharedSectionパラメータの値を変更し、デスクトップヒープを増加させます。

    3番目の値“zzzz”を増加(256KB、または512KBずつ)させてください。

    SharedSection=xxxx,yyyy,zzzz

    注)1番目の値“xxxx”と2番目の値“yyyy”は変更する必要はありません。

    • 例)変更前

      SharedSection=1024,3072,512

    • 例)変更後

      SharedSection=1024,3072,1024

  6. システムを再起動します。

参考

レジストリを修正して、デスクトップヒープを拡大する方法についての詳細は、「マイクロソフト サポート技術情報 - 126962」を参照してください。また、デスクトップヒープについては「マイクロソフト サポート技術情報 - 184802」を参照してください。