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Systemwalker Operation Manager トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

2.2.8 プロセス監視のユーザカスタマイズ機能のシェル(mppmonsnd.sh)内で標準出力、標準エラーが使用できない【UNIX版】

対象バージョンレベル

対処

原因

プロセス監視はデーモンとして動作するため、標準出力、標準エラーをクローズして動作しています。その延長で動作するユーザカスタマイズ機能のシェル(mppmonsnd.sh)も標準出力、標準エラーがクローズされた状態で動作するため、シェル内から実行されるコマンドについても標準出力、標準エラーを使用することはできません。

対処方法

ユーザカスタマイズ機能のシェル内で実行するコマンドにリダイレクトを指定して、明示的に標準出力、標準エラーを指定してください。

備考

ユーザカスタマイズ機能内で標準出力が使用できないため、ユーザカスタマイズ機能のシェルから保守情報収集ツール(swcolinf)を実行しようとするとエラーになる場合があります。その場合は、保守情報収集ツールコマンドに標準出力先の指定を行ってください。

例)

/opt/FJSVftlo/swcolinf/swcolinf -o /work > /dev/null