V13.9.0で新しく追加された内容について説明します。
Consolidation Optionの提供
Linux版 Systemwalker Operation Manager Enterprise EditionにConsolidation Optionが提供されました。
これに併せて、Consolidation Optionを利用するために必要な導入/設定/運用について説明した新規マニュアル“Systemwalker Operation Manager Consolidation Option ユーザーズガイド”が提供されました。
Consolidation Optionにより、Systemwalker Operation Manager上で動作するサブシステムは、リソース競合をすることなく互いに安定した業務運用を行うことができます。
なお、Consolidation Optionは、オプションライセンス購入により利用可能となります。
サブシステムごとの日変わり時刻
システム共通で1つ設定していた“システムの日変わり時刻”の他に、複数サブシステム運用時にはサブシステムごとに、“サブシステムの日変わり時刻”が設定できるようになりました。これにより、サブシステム単位でそれぞれの業務運用時間に合わせた運用が可能となります。
実行サブシステム名の定義
ジョブのスケジュールと実行を別々のサーバで運用しており、実行サーバを複数サブシステムで運用している場合に、実行先のサーバ名とサブシステム番号の組み合わせを“実行サブシステム名”として定義することができるようになりました。実行サブシステム名を指定したネットワークジョブは、定義したサーバ名およびサブシステム番号にジョブが投入されます。
リモートマシンでのジョブ実行(インストールレス型ジョブ実行制御)
Systemwalker Operation Managerサーバから、Systemwalker Operation Managerがインストールされていないリモートマシン上の実行プログラムを、ジョブとしてスケジュールおよび実行制御できるようになりました。
本機能については、“Systemwalker Operation Manager 解説書”の“mjrmtjobコマンドを利用してリモートマシン上でジョブを実行する”を参照してください。
なお、本機能は、リモートマシン用のライセンス購入により利用可能となります。