4.2.2 swrba_setupコマンドが、「Interstage Business Process Managerの環境設定に失敗しました。」エラーメッセージを表示して失敗する場合

確認ポイント

管理サーバのマシンのホスト名が、IPv4アドレスで解決されていることを確認します。以下の形式で、自ホスト名(hostnameやuname -nコマンドで確認できるホスト名)に対してpingコマンドを実行することで確認できます。

ping 自ホスト名

【Windows】

以下は、IPv6アドレスで解決されており、IPv4アドレスで解決されていない場合の例です。pingコマンドがIPv6形式のIPアドレスを表示します。

> ping 自ホスト名

自ホスト名 [IPv6形式のIPアドレス]に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
IPv6形式のIPアドレス からの応答: 時間 <1ms
IPv6形式のIPアドレス からの応答: 時間 <1ms
IPv6形式のIPアドレス からの応答: 時間 <1ms
IPv6形式のIPアドレス からの応答: 時間 <1ms

IPv6形式のIPアドレス の ping 統計:
    パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
    最小 = 0ms、最大 = 0ms、平均 = 0ms

【Linux】

以下は、IPv6アドレスで解決されており、IPv4アドレスで解決されていない場合の例です。pingコマンドが“unknown host”を返します。なお、ping6コマンドは情報を表示します。

# ping 自ホスト名
ping: unknown host 自ホスト名

# ping6 自ホスト名
PING 自ホスト名(自ホスト名) 56 data bytes
64 bytes from 自ホスト名: icmp_seq=1 ttl=64 time=0.075 ms
64 bytes from 自ホスト名: icmp_seq=2 ttl=64 time=0.050 ms
--- 自ホスト名 ping statistics ---
2 packets transmitted, 2 received, 0% packet loss, time 1126ms
rtt min/avg/max/mdev = 0.050/0.062/0.075/0.014 ms

対処方法

自ホスト名がIPv4アドレスで解決されるようhostsファイルを設定してください。

例

IPアドレスが“192.0.2.10”、自ホスト名が“remote1”の場合の例を示します。

192.0.2.10 remote1
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost

確認ポイント

Systemwalker Runbook Automationのインストール後に、管理サーバのマシンのホスト名を“Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド”の“管理サーバのホスト名/IPアドレスの変更”とは異なる手順で変更していないか確認してください。

対処方法

Systemwalker Runbook Automationをアンインストールし、管理サーバのマシンのホスト名を設定したい名前に変更後、Systemwalker Runbook Automationをインストールしてください。

上記以外の対処方法はサポートしません。

4.2.2 swrba_setupコマンドが、「Interstage Business Process Managerの環境設定に失敗しました。」エラーメッセージを表示して失敗する場合

4.2.2.1 対処1

4.2.2.2 対処2