機能説明
デリミタ区切りの文字列を名前順に並び替えます。
オプション
基本オプション
デリミタ区切りの文字列です。
文字列を省略した場合、引数エラーとなります。
文字列はデリミタ区切りで100個まで指定可能です。それより大きい場合、引数エラーとなります。
文字列には、改行で区切られた複数行の文字列が指定できます。
終端に改行がない文字列、および、改行で終了する1つの文字列は、いずれも1行とみなされます。
文字列を区切るためのデリミタです。
デリミタには半角記号、半角スペース、タブおよび、改行が指定可能です。ただし、ダブルクォーテーションは指定できません。スペースは“\s” 、タブは“\t”、 改行は“\n”または“\r\n”と指定します。
デリミタを省略した場合、“,”(カンマ)をデリミタとします。
デリミタは1つだけ指定できます。複数指定した場合、引数エラーとなります。
なお、stringに指定した文字列が複数行の場合は、指定できるのは改行だけです。改行以外を指定した場合、引数エラーとなります。
拡張オプション
昇順/降順を指定します。
降順に並び替える場合は、“on”を指定します。
昇順に並び替える場合は、“off”を指定します。
省略値は“off”です。なお、大文字/小文字は区別しません。
復帰値
アイコン | シンボル名 | 復帰値 | 意味 |
---|---|---|---|
成功 | 0 | デリミタ区切りの文字列の並び替えに成功しました。 | |
失敗 | 197 | オプションの内容に誤りがありました。 | |
- | - | 201 | 運用操作部品の実行がタイムアウトしました。 |
202 | 運用操作部品が実行されませんでした。運用操作部品を実行するための設定に問題があります。 | ||
203 | 運用操作部品を正常に実行できませんでした。管理サーバの環境に問題があります。 | ||
205 | 運用操作部品が実行されませんでした。運用操作部品の入力情報の指定に問題があります。 | ||
206 | 運用操作部品を正常に実行できませんでした。運用操作部品の出力情報の指定に問題があります。 | ||
207 | 運用操作部品が実行されませんでした。運用操作部品が管理サーバに登録されていない可能性があります。 | ||
208 | 運用操作部品の実行途中に自動運用プロセスのリカバリが行われたため、自動運用プロセスを中止状態にしました。 |
出力情報
変数 | 意味 |
---|---|
message | 文字列の並び替えに成功した場合、以下のメッセージを設定します。 The operation component was successful. 文字列の並び替えに失敗した場合、エラー内容を文字列として設定します。 |
string | 並び替えた文字列を設定します。 <例>stringに“server1,_server2,3server,server4”を指定した場合 “_server2,3server,server1,server4” |
returnCode | 復帰値を設定します。 |
注意事項
stringオプションの文字列としてデリミタ文字およびダブルクォーテーションを含める場合は、文字列をダブルクォーテーションで囲みます。また、文字列としてダブルクォーテーションを含める場合は、ダブルクォーテーションを連続して2回記述します。ダブルクォーテーションを連続して2回記述することで、1つのダブルクォーテーションを表現します。
各オプションには、半角カナ文字および以下の記号は使用しないでください。半角カナ文字および以下の記号を使用すると、運用操作部品の実行に失敗する場合があります。
“~”、“£”、“―”、“∥”、“¢”、“¬”、“ ̄”、“¥”、“〃”
復帰値の確認は、Webコンソールで行います。詳細については、“Systemwalker Runbook Automation 運用ガイド”の“運用操作部品の実行状況・実行結果を確認する”を参照してください。
201~208の復帰値が出力された場合は自動運用プロセスが中止状態またはエラー状態となり、以下の場所にエラーメッセージが出力されます。
管理サーバのイベントログ(管理サーバがWindows(R)の場合)
管理サーバのシスログ(管理サーバがLinuxの場合)
BPMNのカスタムメッセージ
上記いずれかの場所でメッセージを確認し、適切な対処を実施してください。メッセージの詳細については、“Systemwalker Runbook Automation メッセージ集”を参照してください。