ファイル名
schedule.conf |
使用用途
構成情報を収集するエージェントの動作スケジュールを指定します。
格納場所
管理サーバ (3階層構成)
Windows | [CMDBマネージャのデータベース格納先]\FJSVcmdba\etc |
Linux | /etc/opt/FJSVcmdba/etc |
中継サーバ
Windows | [エージェントインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdba\etc |
Linux | /etc/opt/FJSVcmdba/etc |
ファイル形式
[#] <agent type> <minute> <hour> <day> <month> <day of week> [<parameter>] … |
パラメーター
以下を1つのスケジュール定義とします。
先頭に#(シャープ)を記述するとコメントになります。セットアップされたエージェントは、デフォルトで動作スケジュールが定義されているため、定期的に情報収集する必要がない場合は、先頭に#をつけてください。
スケジュールを設定するエージェントの種類を指定します。
指定可能なエージェント種別を以下に示します。セットアップされているエージェント種別を指定してください。
AGT_CENTINV :Systemwalker Centric Managerのインベントリ情報用エージェント
AGT_CENTREP :Systemwalker Centric Managerのノード情報用エージェント
AGT_ADSC :ノード自動検出用エージェント
AGT_INV :ITリソース情報収集用エージェント
0 ~ 59 の範囲。
0 ~ 23 の範囲。
1 ~ 31 の範囲。
1 ~ 12 の範囲。
0 ~ 6 の範囲。
0:日曜日、1:月曜日、2:火曜日、3:水曜日、4:木曜日、5:金曜日、6:土曜日
エージェント種別に“AGT_INV”が指定された場合に有効です。
ITリソース情報収集定義ファイルで指定したグループ名を指定することで、グループ単位で情報収集の日時を指定することができます。
ITリソース情報収集定義ファイルにグループが設定されていない場合は、本パラメーターは省略してください。
ITリソース情報収集定義ファイルにグループが設定されている場合に、本パラメーターが省略された場合は、すべてのグループが同時に情報収集されます。
リスト指定:カンマ(,)で複数の値を指定可能です。
例:0,10,20,30,40,50
範囲指定:ハイフン(-)で開始値から終了値までの範囲を指定可能です。
例:0-40
⇒0,1,2, ... ,39,40 のリスト指定と同じ意味になります。
間隔指定:スラッシュ(/)で間隔を指定可能です。
例:0-59/10
⇒0,10,20,30,40,50 のリスト指定と同じ意味になります。
“*”を指定するとそのフィールドの取り得る値をすべて指定したことと同じ意味を持ちます。
注意事項
変更内容は、管理サーバの場合はSystemwalker Runbook Automationを、中継サーバの場合はエージェントサービスを再起動することで有効になります。
使用例
毎月1日の0:30 にAGT_INVの自動収集を起動します。
AGT_INV 30 0 1 * * group1 |
毎週日曜日の1:00 にAGT_INVの自動収集を起動します。
AGT_INV 0 1 * * 0 group1 |
2月1日の22:30にAGT_ADSCの自動収集を起動します。
AGT_ADSC 30 22 1 2 * |
毎週月曜日の2:00にAGT_INVのgroup1に対する自動収集を起動します。また、
毎週火曜日の2:00にAGT_INVのgroup2に対する自動収集を起動します。
AGT_INV 0 2 * * 1 group1 AGT_INV 0 2 * * 2 group2 |
AGT_INVの自動収集を無効にします。
# AGT_INV 30 4 * * * |