機能説明
Systemwalker Runbook Automation Studioの保守情報を収集します。トラブル発生時に本コマンドを用いて保守情報を収集してください。収集した保守情報は指定されたフォルダ配下に“swrbacolinfyyyy-MM-dd-HH-mm-ss.dat”という名前でファイル出力されます。
記述形式
swrbacolinf 出力先フォルダのパス |
オプション
保守情報ファイルの出力先となるフォルダのパスを指定します。絶対パスおよび相対パスでの指定が可能です。
復帰値
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了です。 |
1 | 指定されたパラメーターが無効です。パラメーターを確認して再実行してください。 |
2 | 指定されたパスにファイルを作成できません。ファイルが作成可能なパスを指定して、再度実行してください。 |
255 | その他のエラーが発生しました。 |
コマンド格納場所
Windows | [Systemwalker Runbook Automation Studioインストールディレクトリ]\swrba\bin |
実行に必要な権限
【Windows】
Users権限が必要です。
開発コンピュータで実行可能です。
注意事項
本コマンドが出力するメッセージの詳細は、“Systemwalker Runbook Automation メッセージ集”の“Systemwalker Runbook Automation Studio保守コマンドのメッセージ”を参照してください。
使用例
C:\work配下に保守情報を収集します。
swrbacolinf C:\work |
実行結果/出力形式
保守情報の収集に成功した場合
> swrbacolinf C:\work SUCCESS "C:\work\swrbacolinf2010-05-06-16-10-44.dat" |
パラメーターの指定に誤りがあった場合
> swrbacolinf Usage: swrbacolinf "output_folder_path" |
保守情報の収集に失敗した場合
> swrbacolinf C:\work FAILURE [%1]: %2(%3) |
%1 : 復帰コード
%2 : エラーメッセージ
%3 : 詳細情報