プロセスインスタンスのメモリサイズの制限値
1つのプロセスインスタンスで使用できるメモリサイズは、4MB(メガバイト)までです。
このサイズは、自動運用プロセスの定義に配置されたノードの数、ユーザ定義属性(UDA)の数、自動運用プロセスの実行中にユーザ定義属性(UDA)に格納された値などの合計です。
プロセスインスタンスのメモリサイズ(単位:Byte)は、以降に示す計算式で算出できます。
見積もり式の変数 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
a | UDAの数 | 自動運用プロセスの定義に存在するUDAの総数です。 |
b | UDA名の文字数 | 自動運用プロセスの定義に存在する個々のUDAにおける名前の文字数です。 |
c | UDAに格納されるデータ(値)の文字数 | 自動運用プロセスの実行中に設定される個々のUDAにおけるデータ(値)の文字数です。 |
d | 期限の数 | 自動運用プロセスの定義に存在する期限の総数です。 |
e | タイマーの数 | 自動運用プロセスの定義に存在するタイマーの総数です。 |
f | プロセスインスタンス名の文字数 | プロセスインスタンスの名前の文字数です。 |
g | プロセスインスタンスの説明の文字数 | プロセスインスタンスの説明の文字数です。 |
h | プロセスインスタンスの所有者の文字数 | プロセスインスタンスの所有者の文字数です。 |
i | プロセスインスタンスの起案者の文字数 | プロセスインスタンスの起案者の文字数です。 |
j | ノード数 | 自動運用プロセスの定義に存在するノードの総数です。 |
k | 矢印数 | 自動運用プロセスの定義に存在する矢印の総数です。 |
見積もり式の変数 | 項目 | 単位 | 備考 |
---|---|---|---|
A | UDAによる使用量 = 1個目のUDA使用量(※) + 2個目のUDA使用量(※) + ... + a個目のUDA使用量(※) ※:UDA使用量 = ( 22 + 2×( b + c ) ) | Byte | 個々のUDAについてbおよびcを求め、それらをもとに算出した値をすべてのUDA(UDAの数:a)について合計します。 |
B | 期限とタイマーによる使用量 | Byte | なし |
C | プロセスインスタンス情報による使用量 | Byte | なし |
D | ノードと矢印による使用量 | Byte | なし |
見積もりは、以下の式を使用します。
プロセスインスタンスのメモリサイズ(単位:Byte) = A + B + C + D