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Systemwalker Runbook Automation 解説書
Systemwalker

1.5 作業のながれ

自動運用プロセスの設計から運用までの作業のながれを、以下に示します。

設計

システム運用管理者により、自動化運用/自動運用プロセスの環境設定を行います。

また、開発者により、現在の運用作業手順を分析し、Systemwalker Runbook Automationを使用して自動化する運用作業を決め自動運用プロセスの設計を行います。

開発

開発コンピュータ上でSystemwalker Runbook Automation Studioを利用し、自動運用プロセスの定義を作成します。製品に同梱されるテンプレートや既存の自動運用プロセスを流用して作成することもできます。

また、必要に応じて外部のPerl開発環境やRuby開発環境、テキストエディタを利用して運用操作部品を開発します。

この作業は開発者が行います。

登録

運用管理者または開発者により、開発した自動運用プロセスや運用操作部品を管理サーバに登録します。

テスト

作成した自動運用プロセスをテスト運用し、動作を確認します。

この作業は開発者が行います。

テスト運用で問題がないことを確認したあと、システム利用者が自動運用プロセスを利用できるよう運用管理者が自動運用プロセスを公開します。

スケジュール

自動運用プロセスをあらかじめ決められた日付、時間に起動する場合には、自動運用プロセスに対してスケジュール定義を設定します。

スケジュール定義の設定は運用管理者またはオペレーターが行います。

なお、スケジュール定義を行う場合、以下の2種類の定義を利用することで、スケジュール定義の設定を簡単に行うことができます。

運用

オペレーターにより、自動運用プロセスを実行します。

管理サーバが提供するWebコンソールから、実行された自動運用プロセスの状態を確認したり、作業の結果を確認できます。