運用操作部品「メールを送信」において、SMTP通信にて送信するメールのメールヘッダの“Subject:”から始まる行がRFC規約の形式になりました。
運用操作部品「メールを送信」により送信されたメールを受信したメールクライアントにて、以下の変更があります。
運用操作部品「メールを送信」のsubjectオプションにISO-2022-JPに変換できない文字を指定した場合、該当文字は“?”に置き換わります。
運用操作部品「メールを送信」により送信されたメールを受信する場合に影響があります。
運用操作部品「メールを送信」のsubjectオプションに指定した文字が“?”に置き換わることで影響がある場合は、ISO-2022-JPに変換できない文字をsubjectオプションに指定しないでください。
運用操作部品「インシデントを発行」
運用操作部品「インシデントを発行」において、インシデント管理製品に対してSMTP通信にて送信するメールのメールヘッダの“Subject:”から始まる行がRFC規約の形式になりました。
運用操作部品「インシデントを発行」により発行されたインシデントの“概要”に以下の変更があります。
運用操作部品「インシデントを発行」のsummaryオプションにISO-2022-JPに変換できない文字を指定した場合、“?”に置き換わります。
インシデントの“概要”の文字列中に存在する1つの半角空白が、連続する2つの半角空白に置き換えられて表示される場合があります。詳細な現象と条件を以下に示します。
【現象1】
インシデントの“概要”の文字列中に存在する2文字目から68文字目までの半角空白のうち、最後の半角空白が連続する2つの半角空白に置き換えられて表示されます。
【現象1の発生条件】
以下のすべての条件を満たす場合
summaryオプションに半角英数字、半角記号、半角空白、および改行だけの文字列を指定する。
summaryオプションに68文字(※)以上の文字列を指定する。
summaryオプションに指定した文字列のうち、2文字目から68文字目までに半角空白または改行がある。
(※)指定した文字列の末尾が半角空白または改行の場合、文字数に含みません。
【現象2】
インシデントの“概要”の文字列中に存在する69文字目から76文字目までの半角空白のうち、最後の半角空白が連続する2つの半角空白に置き換えられて表示されます。
【現象2の発生条件】
以下のすべての条件を満たす場合
summaryオプションに半角英数字、半角記号、半角空白、および改行だけの文字列を指定する。
summaryオプションに69文字(※)以上の文字列を指定する。
先頭から68文字目までに半角空白または改行がない。
69文字目から76文字目までに半角空白または改行がある場合。
(※)指定した文字列の末尾が半角空白または改行の場合、文字数に含みません。
【現象3】
インシデントの“概要”の文字列中に存在する77文字目から79文字目までの半角空白のうち、最初の半角空白が連続する2つの半角空白に置き換えられて表示されます。
【現象3の発生条件】
以下のすべての条件を満たす場合
summaryオプションに半角英数字、半角記号、半角空白、および改行だけの文字列を指定する。
summaryオプションに77文字(※)以上の文字列を指定する。
先頭から76文字目までに半角空白または改行がない、または、1文字目から3文字目までに半角空白または改行がある。
summaryオプションに指定した文字列のうち、77文字目から79文字目までに半角空白または改行を指定した場合。
(※)指定した文字列の末尾が半角空白または改行の場合、文字数に含みません。
運用操作部品「インシデントを発行」により発行されたインシデントが、上記の発生条件に該当する場合に影響があります。
運用操作部品「インシデントを発行」において、summaryオプションに指定した文字が“?”に置き換わることで影響がある場合は、ISO-2022-JPに変換できない文字をsummaryオプションに指定しないでください。
運用操作部品「インシデントを発行」において、summaryオプションに指定した半角空白が連続する2つの半角空白に置き換わることで影響がある場合は、summaryオプションは67文字以内で指定してください。
運用操作部品「OSの修正パッチ適用」
カスタムメッセージに表示される実行状況が、以下のように変更されました。
OSの修正パッチ適用を開始します。 hostname=%1 修正パッチ=%2 実行済み=%3 全体数=%4
OSの修正パッチ適用を開始します。 hostname=%1 全体数=%2
yum_packagenameオプションにバージョンを特定して適用パッケージを指定した場合の動作が、以下のように変更されました。
指定したバージョン以外のバージョンのパッケージが適用される場合があります。
指定したバージョン以外のバージョンのパッケージは適用されません。
適用するパッケージの一部で、以下のいずれかのエラーを検出した場合の動作が変更されました。
パッケージ間の依存関係のチェックでエラーを検出
リポジトリサーバからパッケージのダウンロードでエラーを検出
エラーが発生しなかったパッケージは、処理を継続します。
パッケージの適用は行わず、処理を中断します。
出力情報“message”の出力形式について、括弧内に表示されるエラーメッセージの内容が変更になる場合があります。
[出力情報“message”の出力形式]
Failed to install the update. detail="パッケージ名(エラーメッセージ),パッケージ名(エラーメッセージ)…"
運用操作部品「OSの修正パッチ適用」において、OSがLinuxの操作対象サーバに対して修正パッチを適用する場合に影響があります。
なし。