本章では、EMCストレージまたはFalconStor NSSが動作するStorage Serverが原因で出力または表示されるメッセージについて説明します。
メッセージが出力される主な原因とその対処は以下のとおりです。
ストレージがEMC CLARiXまたはEMC VNXの場合
Navisphere CLIのセキュリティファイルが存在しない場合
Navisphere CLIのセキュリティファイルを作成したあと、再実行してください。
Navisphere CLIのセキュリティファイルにユーザーを登録していない場合
Navisphere CLIのセキュリティファイルにユーザーを登録したあと、再実行してください。
EMCストレージ用定義ファイルに誤りがある場合
EMCストレージ用定義ファイルを修正したあと、再実行してください。
rcxadm storagemgrコマンドの-ipオプションで指定した値に誤りがある場合
-ipオプションの値を修正したあと、再実行してください。
ストレージがEMC Symmetrix DMXまたはEMC Symmetrix VMAXの場合
EMCストレージ用定義ファイルに誤りがある場合
EMCストレージ用定義ファイルを修正したあと、再実行してください。
ストレージがFalconStor NSSが動作するStorage Serverの場合
FalconStor NSS用定義ファイルに誤りがある場合
FalconStor NSS用定義ファイルを修正したあと、再実行してください。
rcxadm storagemgrコマンドの-ip、-user_name、-passwd、-passwd_fileオプションで指定した値に誤りがある場合
オプションの値を修正したあと、再実行してください。
以下の用語は、ストレージの機種ごとに読み替えてください。
用語 | EMC CLARiXまたはEMC VNX | EMC Symmetrix DMXまたはEMC Symmetrix VMAX | FalconStor NSSが動作するStorage Server |
---|---|---|---|
HostAffinity | Storage Groupに登録するホストのHBAとSPポートの接続経路 | device groupに登録するホストのHBAとSPポートの接続経路 | SAN Clientに登録するホストのHBAとNSS targetポート,NSS dualポートの接続経路 |
RAIDグループ | RAIDグループまたはストレージプール | disk group | Physical DeviceまたはStorage Pool |
ボリューム | ALU | デバイス | Virtual Device |
AffinityGroup | Storage Group | device group | SAN Client |
ポート | SPポート | DIRECTORポート | NSS targetポートまたはNSS dualポート |