ここでは、BRPG10000番台のメッセージについて説明します。
Succeeded in getting base-backup. file="{0}"
意味
バックアップコマンドの実行に成功しました。
パラメーター
{0} : バックアップファイルのパス
終了ステータス
0
対処
対処は不要です。
Failed to get base-backup.
意味
バックアップコマンドの実行に失敗しました。
終了ステータス
本メッセージと併せて出力される他メッセージの終了ステータス (1~13のどれか)
対処
直前に表示されたメッセージの対処を実施してください。
The argument for the configurations file is not specified.
意味
コマンドの動作設定ファイルがパラメーターに指定されていません。
終了ステータス
1
対処
コマンドの動作設定ファイルの内容に問題がないか確認してください。
上記に該当しない場合は、当社技術員に連絡してください。
The argument for the backup directory is not specified.
意味
バックアップディレクトリがパラメーターに指定されていません。
終了ステータス
2
対処
コマンドの動作設定ファイルの内容に問題がないか確認してください。
上記に該当しない場合は、当社技術員に連絡してください。
The configuration file does not exist. - "{0}"
意味
指定されたコマンドの動作設定ファイルが存在しません。
パラメーター
{0} : コマンドの動作設定ファイルのパス
終了ステータス
3
対処
コンソールのメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
The specified directory does not exist. - "{0}"
意味
指定されたバックアップディレクトリが存在しません。
パラメーター
{0} : バックアップディレクトリのパス
終了ステータス
4
対処
コマンドの動作設定ファイルの内容に問題がないか確認してください。
上記に該当しない場合は、当社技術員に連絡してください。
The database is not running.
意味
データベースが起動していません。
終了ステータス
6
対処
データベースの起動状態を確認してください。
上記に該当しない場合は、当社技術員に連絡してください。
Failed to get the PostgreSQL setting 'archive_mode'.
意味
PostgreSQLの動作設定情報が取得できませんでした。
終了ステータス
7
対処
データベースが起動しているか確認してください。
データベースが停止していた場合、データベースを起動してからコマンドを実行してください。
上記に該当しない場合は、当社技術員に連絡してください。
This command can be used when PostgreSQL setting 'archive_mode' is set 'on'.
意味
PostgreSQLの動作設定情報が適切ではありません。
終了ステータス
5
対処
コンソールのメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to execute SQL for starting backup. return code={0}
意味
バックアップ開始SQLの実行に失敗しました。
パラメーター
{0}:内部プログラムの終了ステータス
終了ステータス
8
対処
コンソールのメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to create the base-backup file.
意味
バックアップファイルの生成に失敗しました。
終了ステータス
9
対処
コンソールのメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to execute SQL for stop backup. return code={0}
意味
バックアップ停止SQLの実行に失敗しました。
パラメーター
{0} : 内部プログラムの終了ステータス
終了ステータス
10
対処
コンソールのメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to move WAL files to the previous generation buckup directory. return code={0}
意味
WALファイルの移動に失敗しました。
パラメーター
{0} : 内部プログラムの終了ステータス
終了ステータス
11
対処
コンソールのメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to delete the old generation buckup directory. return code={0}
意味
古いバックアップの削除に失敗しました。
パラメーター
{0}:内部プログラムの終了ステータス
終了ステータス
12
対処
コンソールのメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Failed to execute SQL for getting WAL write location. return code={0}
意味
WAL書き込み位置取得SQLの実行に失敗しました。
パラメーター
{0} : 内部プログラムの終了ステータス
終了ステータス
13
対処
コンソールのメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
Another backup process is running.
意味
バックアップコマンドが二重に起動されました。
終了ステータス
101
対処
バックアップコマンドは同時に複数起動できません。二重に起動していないか確認してください。
The restore command is running.
意味
リストアコマンドが実行中です。
終了ステータス
102
対処
リストアコマンド実行中に、バックアップコマンドを起動しないでください。
Timeout error has occurred in executing the backup command.
意味
バックアップコマンドは、WALファイル切替えコマンドの完了を待ちましたが、タイムアウトとなりました。
終了ステータス
103
対処
WALファイル切替えコマンドの完了後、再度バックアップコマンドを実行してください。
Failed to execute the backup command.
意味
バックアップコマンドの起動に失敗しました。
終了ステータス
104
対処
以下の可能性があります。
システム運用管理者の権限をもったユーザーで実行していない。
実行環境のリソースが不足している。
上記に該当しない場合は、当社技術員に連絡してください。