ここでは、472XX系のメッセージについて説明します。
意味
管理対象サーバの電源制御でエラーが発生しました。
対処
サーバ管理装置のSNMPの設定にWrite(参照更新権)がないことが考えられます。
以下について確認し、対処を行ってください。
RORコンソールで設定したSNMPコミュニティー名を確認してください。
SNMPコミュニティー名を省略した場合、"public"になります。
該当する管理対象サーバのマネジメントブレードで、指定したSNMPコミュニティー名にWrite(参照更新権)があるか確認してください。
SNMPコミュニティー名にWrite(参照更新権)がない場合、Write(参照更新権)を設定してください。
確認方法と設定方法については、マネジメントブレードのマニュアルを参照してください。
意味
targetのアクティベーションに失敗しました。
このメッセージが表示された場合、Windows Server 2012/Windows Server 2008の配付は完了し、アクティベーションだけが失敗した状態になっています。
対処
アクティベーションに失敗した管理対象サーバで問題を確認したあと、アクティベーションを行います。
管理対象サーバで、以下のログファイルを開いてください。
%SystemRoot%\System32\LogFiles\SystemcastWizard\activation.log
activation.logに以下の文字列が記載されているか確認してください。
検索文字列: slui.exe 0x2a
記載されている場合
- 検索文字列のうしろに、エラーコードが記載されているので以下のコマンドを実行してください。エラーの詳細内容が表示された[Windows のライセンス認証]ダイアログが表示されます。
>slui.exe 0x2a エラーコード <RETURN> |
例
C:\> slui.exe 0x2a 0x8007232B <RETURN> |
- 以下のURLを参照し、エラーの原因を取り除いてください。
URL: http://support.microsoft.com/?scid=kb%3Ben-us%3B938450&x=17&y=9 |
記載されていない場合
ライセンス情報定義ファイルの設定内容を確認してください。
詳細は、以下を参照してください。
- Virtual Editionの場合、「操作ガイド VE」の「17.2 採取」を参照してください。
- Cloud Editionの場合、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「12.2 採取」を参照してください。
アクティベーションを行ってください。
アクティベーションに失敗した管理対象サーバで、Administratorのパスワードが設定されているか確認してください。
設定されていない場合、Windowsのコントロール パネルで[ユーザー アカウント]を開き、[ユーザー アカウント]画面でAdministratorのパスワードを設定します。
クローニングイメージを採取した管理対象サーバで、ライセンス情報定義ファイルを正しい内容に修正したあと、クローニングイメージを採取します。
詳細は、以下を参照してください。
Virtual Editionの場合、「操作ガイド VE」の「17.2 採取」を参照してください。
Cloud Editionの場合、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「12.2 採取」を参照してください。
採取が成功したあとに、配付に失敗したクローニングイメージを削除してください。
手順3.の管理対象サーバから手順2.の管理対象サーバに、ライセンス情報定義ファイルをコピーします。
【Cloud Edition】
意味
エラーがオプションにより無視されました。
detailには、詳細メッセージが表示されます。
対処
detailの内容を確認し、対処を行ってください。
【Cloud Edition】
意味
nameに記載されたLANスイッチに対するVLAN設定に失敗しました。
detailには、原因になるエラーメッセージが出力されます。
対処
nameに記載されたLANスイッチには、切替え元サーバが使用していたVLAN情報が設定されている場合があります。
必要に応じてLANスイッチを直接操作し、VLAN情報を削除してください。