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PRIMECLUSTER 活用ガイド<コマンドリファレンス編>
FUJITSU Software

はじめに

本書は PRIMECLUSTER が提供するコマンドのリファレンスです。

本書の読者

本書は PRIMECLUSTER を使用して、クラスタシステムの導入、運用管理を行うシステム管理者、および PRIMECLUSTER 上にアプリケーションを作成するプログラマを対象にしています。

本書の構成について

本書の構成は以下のとおりです。

章タイトル

内容

第1章 コマンドの概要

アルファベット順、種類別、用途別のコマンド一覧を記載しています。
また、本書でのコマンドの説明形式について説明します。

第2章 CF

CF のコマンドについて説明します。

第3章 CIP

CIP のコマンドについて説明します。

第4章 オペレータ介入

オペレータ介入のコマンドについて説明します。

第5章 PAS

PAS のコマンドについて説明します。

第6章 クラスタリソース管理機構

クラスタリソース管理機構のコマンドについて説明します。

第7章 RMS

RMS のコマンドについて説明します。

第8章 シャットダウン機構

シャットダウン機構のコマンドについて説明します。

第9章 故障リソース履歴

故障リソース履歴のコマンドについて説明します。

第10章 Web-Based Admin View

Web-Based Admin View のコマンドについて説明します。

第11章 プロシジャリソース

プロシジャリソースのコマンドについて説明します。

第12章 プロセス監視機能

プロセス監視機能のコマンドについて説明します。

第13章 回線切替機能

回線切替機能のコマンドについて説明します。

第14章 RMS ウィザード

RMS ウィザードのコマンドについて説明します。

第15章 保守/システム情報採取

バックアップ、リストア、システム情報採取のコマンドについて説明します。

第16章 環境チェックツール

PRIMECLUSTER環境をチェックするコマンドについて説明します。

付録A リリース情報

マニュアル変更内容について説明します。

OS の表記について

本書には、オペレーティングシステム固有の情報が含まれています。オペレーティングシステム固有の説明箇所には、以下のように記述して区別しています。

何も表記されていない箇所は、Oracle Solaris(以降、Solaris) とLinuxで共通の内容です。

オペレーティングシステムの種類

表記

Oracle Solaris

"■Solaris"
または
"(Solaris)"

Linux

"■Linux"
または
"(Linux)"

説明の都合上、オペレーティングシステム共通であることを示す必要がある場合

"■Solaris/Linux"
または
"(Solaris/Linux)"

関連マニュアル

以下のマニュアルはクラスタ設定を行う際に必要に応じて参照してください。

本書の表記について

表記
プロンプト

実行にシステム管理者(ルート)権限が必要なコマンドライン例の場合、先頭にシステム管理者プロンプトを示すハッシュ記号(#)が付いています。システム管理者権限を必要としないエントリの場合、先頭にドル($)が付いています。

マニュアルページのセクション番号

UNIX オペレーティングシステムコマンドの後ろにマニュアルページのセクション番号が括弧付きで示されています。―例:cp(1)

キーボード

印字されない文字のキーストロークは<Enter>や<F1>などのキーアイコンで表示されます。たとえば、<Enter>は Enter というラベルの付いたキーを押すことを意味し、<Ctrl>+<B>は、Ctrl または Control というラベルの付いたキーを押しながら<B>キーを押すことを意味します。

書体/記号

以下の書体は特定要素の強調に使用されます。

書体 / 記号

使用方法

均等幅

コンピュータ出力、およびプログラムリスト:テキスト本文中のコマンド、ファイル名、マニュアルページ名、他のリテラルプログラミング項目

斜体, <斜体>

具体的な数値/文字列に置き換える必要のある変数 ―入力値―

<均等幅>

具体的な数値/文字列に置き換える必要のある変数 ―表示値―

太字

記述どおりに入力する必要のあるコマンドライン項目

"均等幅"

参照先のタイトル名、マニュアル名、画面名など

[均等幅]

ツールバー名、メニュー名、コマンド名、アイコン名

<均等幅>

ボタン名

例1.

以下に /etc/passwd ファイルのエントリの一部を示します。

root:x:0:1:0000-Admin(0000):/:
sysadm:x:0:0:System Admin.:/usr/admin:/usr/sbin/sysadm
setup:x:0:0:System Setup:/usr/admin:/usr/sbin/setup
daemon:x:1:1:0000-Admin(0000):/:

例2.

cat(1) コマンドでファイルの内容を表示するには、以下のコマンドラインを入力します。

$ cat ファイル名
記号

特に注意すべき事項の前には以下の記号が付いています。

ポイント

ポイントとなる内容について説明します。

注意

注意する項目について説明します。

例題を用いて説明します。

参考

参考となる内容を説明します。

参照

参照するマニュアル名などを説明します。

略称
  • Oracle Solarisは、Solaris、Solaris Operating System、Solaris OSと記載することがあります。

  • PRIMECLUSTER のバージョンは、"PRIMECLUSTER 4.xAx0" を "4.xAx0" と略して表記します。

輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。

商標について

UNIX は、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。

Oracle とJava は、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

Symfoware は、富士通株式会社の登録商標です。

PRIMECLUSTER は、富士通株式会社の登録商標です。

その他各種製品名は、各社の製品名称、商標または登録商標です。

お願い

出版年月および版数

2006年4月 初版
2017年4月 第17版

著作権表示

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