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PRIMECLUSTER  Web-Based Admin View操作手引書 4.5
FUJITSU Software

2.4.3 Web-Based Admin View の言語設定

Web-Based Admin View が動作する言語環境は、インストール時の初期値として英語に設定されています。そのため、クライアントが日本語環境であっても監視ノードから通知されるメッセージ本文は、英語の内容で表示されます。

クライアントで監視ノードのメッセージを日本語で表示したい場合は、以下の手順によりWeb-Based Admin Viewの動作環境変数を設定してください。動作環境変数に関しては以下の表を参照してください。

なお、操作はクラスタシステムを構築する全クラスタノードとクラスタ管理サーバに対して、システム管理者権限で行ってください。

表2.1 Web-Based Admin View の動作言語に関する動作環境変数

属性

動作環境変数

設定値

意味

sys

lang

C, ja

Web-Based Admin View が動作する言語環境。C:英語、ja:日本語で動作します。この変数が設定されていない場合、英語環境で動作します。

操作手順

  1. Web-Based Admin View を停止します。

    全ての管理サーバおよび監視ノードで、Web-Based Admin Viewを停止してください。

    # /etc/init.d/fjsvwvcnf stop
    # /etc/init.d/fjsvwvbs stop
  2. Web-Based Admin View の動作環境定義ファイル(/etc/opt/FJSVwvbs/etc/webview.cnf)に動作環境変数を追加し、言語の設定を行います。例を参考にして、以下のコマンドを全ての管理サーバおよび監視ノードで実行してください。
    # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam -add <属性> <動作環境変数> <設定値>

    例:動作環境変数を追加し、動作言語を日本語にする場合。

    # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam -add sys lang ja
  3. Web-Based Admin View を再起動します。
    全ての管理サーバおよび監視ノードでWeb-Based Admin Viewを再起動してください。

    # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvCntl restart
    # /etc/init.d/fjsvwvcnf start

注意

  • メッセージを日本語で表示するためには、クライアントとして使用しているPCの言語環境を日本語に設定する必要があります。クライアントが英語環境の場合、上記の設定を変更するとメッセージの内容に文字化けが発生することがあります。

  • 上記の手順で動作環境変数を追加した後、再度値を変更する場合は以下のコマンドを実行してください。

    # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam lang <設定値>

    コマンドの詳細は、"4.5.3 動作環境変数の変更"を参照してください。