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PRIMECLUSTER  Cluster Foundation 導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

7.2.1 SFの事前準備

構成定義ファイルを作成する前に、以下の手順を実行します。

  1. システム要件の確認

    具体的には、以下の作業が必要となります。

    • ユーザの機能要件の決定

    • クラスタノードの監視、およびシャットダウンに関するSFの使用方法の決定

    • 最適なシャットダウンエージェントの決定

  2. シャットダウンエージェントの構成立案

    具体的には、以下の作業が必要となります。

    • SFで監視するノード

    • シャットダウンエージェント

    構成の設計は、使用する環境やノード固有の要件によって決まります。

    その他、SFによる監視の詳細についても決める必要があります。
    (シャットダウンエージェント、および使用順序等)

  3. SF に設定するシャットダウンエージェント (SA) の定義

    クラスタシステムを構成するノードのハングアップまたは故障等により、クラスタインタコネクトがすべて使用不可能になった場合に、ノードを強制的に停止する手段としてSAを定義する必要があります。SA を定義する際は、ハードウェアの機種を確認して適切なシャットダウンエージェントを設定してください。