発生するVL
Solaris版V10.1.0
原因
以下の原因が考えられます。
帳票出力サーバまたはメッセージ通知クライアントがWindows XP/Windows Server 2003などのIPv6をサポートしていない環境の場合、setenvmsgコマンドによる通信時に使用するプロトコルの設定で、「2:IPv6優先」または「3:Windowsの仕様どおりに通信する」の組合せで使用されている。
帳票出力サーバとメッセージ通知クライアントのsetenvmsgコマンドによる通信時に使用するプロトコルの設定が、以下のどちらかの組合せで使用している。
「0:IPv4のみ」と「2:IPv6優先」の組合せ
「0:IPv4のみ」と「3:Windowsの仕様どおりに通信する」の組合せ
IPv6形式のIPアドレス、IPv4形式のIPアドレスのいずれかが名前解決(正引き、逆引き)できていない。
対処
原因に応じて以下の対処を行ってください。
帳票出力サーバまたはメッセージ通知クライアントがWindows XP/Windows Server 2003などのIPv6をサポートしていない環境の場合、setenvmsgコマンドによる通信時に使用するプロトコルの設定で、「0:IPv4のみ」または「1:IPv4優先」を設定してください。
帳票出力サーバとメッセージ通知クライアントのsetenvmsgコマンドによる通信時に使用するプロトコルの設定が、以下のどちらかの組合せになるように設定してください。
「0:IPv4のみ」と「0:IPv4のみ」の組合せ
「0:IPv4のみ」と「1:IPv4優先」の組合せ
hostsファイル、またはDNSサーバにはIPv6形式のIPアドレスだけではなく、IPv4形式のIPアドレスの定義を合わせて設定してください。
以下のように、hostsファイル、またはDNSサーバには、以下のようにIPv6形式、IPv4形式ともに名前解決(正引き、逆引き)できるようにしてください。
ホスト名からIPv4形式のIPアドレスへの名前解決(正引き)
ホスト名からIPv6形式のIPアドレスへの名前解決(正引き)
IPv4形式のIPアドレスかホスト名への名前解決(逆引き)
IPv6形式のIPアドレスかホスト名への名前解決(逆引き)