発生するVL
Solaris版V10.1.0
原因
Windows ファイアウォールのブロック対象の例外としてMessage Client が登録されていないため、警告画面が表示されました。
Message Clientは帳票出力サーバと通信するため、Windows ファイアウォールの例外に登録する必要があります。
以下の条件のとき、「Windows セキュリティの重要な警告」画面が表示されます。
メッセージ通知クライアントにWindows Server 2003 SP1、またはWindows XP SP2が適用されている
または、メッセージ通知クライアントにWindows Vista、Windows 7またはWindows Server 2008を使用している
a.のメッセージ通知クライアントでWindows ファイアウォール機能を有効にしている
Windowsファイアウォールの例外に、「wtbase」が登録されていない
Message Clientをインストール後、コンピュータを起動しログインした
対処
メッセージ通知クライアントで、以下の手順に従ってWindows ファイアウォール機能の設定を変更してください。
「Windows セキュリティの重要な警告」画面で「ブロックを解除する」ボタンを押下して画面を閉じます。「後で確認する」または「ブロックする」ボタンを押下した場合も、以降の手順にしたがって設定します。
注意
「後で確認する」または「ブロックする」を選択した場合、他のコンピュータからこのコンピュータに対して到着通知パネルのメッセージを通知できなくなりますが、以降の設定を行うと、メッセージ通知が可能となります。
[コントロールパネル]の[Windows ファイアウォール]を選択します。
[全般]タブを選択し、[例外を許可しない]または[すべての着信接続をブロックする]にチェックが入っている場合はチェックを外します。
[例外]タブを選択し、一覧から「wtbase」を選択しチェックを入れます。「wtbase」にチェックを入れたら 12. へ進んでください。
一覧に「wtbase」が存在しない場合は、[プログラムの追加]をクリックします。
[プログラムの追加]画面の一覧から「到着通知パネル ワイド」を指定し、「OK」ボタンを押下して画面を閉じます。画面を閉じた後は 11. へ進んでください。
一覧に「到着通知パネル ワイド」がない場合は「参照」をクリックし、次のプログラムを指定します。
C:¥SYMFOCMN¥CT00¥wtbase.exe (上記のパスはC:をインストール先のドライブと想定しています。)
[参照]画面で「OK」ボタンを押下して画面を閉じます。
[プログラムの追加]画面の一覧に指定した「wtbase.exe」または「wtbase」が存在することを確認します。
「wtbase.exe」または「wtbase」を選択し、[プログラムの追加]画面で「OK」ボタンを押下して画面を閉じます。
「Windows ファイアウォール」画面、または[Windows ファイアウォールの設定]画面で一覧に「wtbase」、「wtbase.exe」、または「到着通知パネルワイド」のいずれか (以降、「wtbase」とします) が存在し、チェックが入っていることを確認します。「wtbase」にチェックが入っていない場合はチェックを入れます。
ご使用の画面に応じて、以下の処理を行います。
「wtbase」を選択し、[編集]をクリックします。
「wtbase」を選択し、[プロパティ]をクリックします。
「プログラムの編集」画面で[スコープの変更]をクリックします。
「スコープの変更」画面で「カスタムの一覧」を選択し、メッセージ送信元のコンピュータ(印刷サーバ)のIPアドレスを設定します。
「スコープの変更」画面で「OK」ボタンを押下して画面を閉じます。
[プログラムの編集]画面で「OK」ボタンを押下して画面を閉じます。
[Windows ファイアウォール]画面、または[Windows ファイアウォールの設定]画面上で「OK」ボタンを押下して画面を閉じます。