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Systemwalker Interstage 運用管理ガイド スケーラブル運用
FUJITSU Software

4.2.1 システムを登録する

運用管理サーバ(運用管理サーバがWindows版の場合)または運用管理クライアント(運用管理サーバがSolaris版またはLinux版の場合)から、資源を配付する配付経路を定義します。

ここでは、振り分けサーバの負荷分散対象の業務サーバを配付先として登録します。

  1. Systemwalker管理者の権限またはAdministrator権限でログオンします。

  2. 運用管理サーバで、[スタート]/[アプリ]-[Systemwalker Centric Manager]-[資源配付]を選択します。

    →[資源配付]ウィンドウが表示されます。

  3. 配付元の運用管理サーバを登録します。

    [対象システム]サブウィンドウで、[OWN]を選択し、[オブジェクト]メニューから[プロパティ]を選択します。

    →[‘OWN’のプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [サーバ定義]タブを選択します。

    以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

    [サーバ名]

    「運用管理サーバ」

    →[対象システム]サブウィンドウの「OWN」が「運用管理サーバ」に変更されます。

  5. 配付先の業務サーバを登録します。

    [対象システム]サブウィンドウで、[運用管理サーバ]を選択し、[オブジェクト]メニューから[新規作成]-[サーバ]を選択します。

    →[サーバの追加]ダイアログボックスが表示されます。

  6. [サーバ定義]タブを選択します。

    以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

    [サーバ名]

    「業務サーバA-SV」

    [ノード名]

    「192.168.110.104」

    →[対象システム]サブウィンドウに、「業務サーバA-SV」が登録されます。

  7. 同様に、「業務サーバB-SV」、「業務サーバC-SV」を登録します。

    5.~6.の手順を行ってください。

    →[対象システム]サブウィンドウに、「業務サーバB-SV」、「業務サーバC-SV」が登録されます。

注意

ホスト名で設定する場合

ここでは、IPアドレスでの設定を行っています。

ホスト名で設定を行う場合は、[資源配付 サーバ環境設定]ダイアログボックスから定義の変更を行ってください。

詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。

システムグループを登録する

「業務サーバA-SV」、「業務サーバB-SV」および「業務サーバC-SV」をシステムグループに登録します。

  1. [オブジェクト]メニューから[新規作成]-[システムグループ]を選択します。

    →[システムグループの追加]ダイアログボックスが表示されます。

    以下の項目を指定し、[追加]ボタンをクリックします。

    [システムグループ名]

    業務サーバ

    →[システムの選択]ダイアログボックスが表示されます。

    「業務サーバA-SV」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。同様に「業務サーバB-SV」、「業務サーバC-SV」を登録します。

  2. [OK]ボタンをクリックします。

    [対象システム]サブウィンドウを選択した状態で、[表示]メニューから[分割表示]を選択します。

    →システムグループ「業務サーバ」が表示されます。

LANカードを複数使用して通信を行う場合の注意事項

負荷分散対象の業務サーバがLANカードを複数使用して通信を行う場合は、業務サーバ上で以下のコマンド投入を行ってください。

「ノード名」には上位の資源配付サーバで定義されている業務サーバの[ノード名]を指定してください。

drmsmdfy -a sys -k own -n ノード名 -s 自システム名