以下に、二重化環境での運用の構成図を示します。
注意
両方の主系サーバから同一の業務サーバに、資源配付を行わないでください。両方から資源配付を行うと、最後に資源配付されたものが適用されます。
両方の主系サーバから同一の業務サーバにポリシー配付を行う場合は、最後にポリシー配付されたものが適用されます。そのため、事前に両方の運用管理サーバで配付対象となるポリシーの内容を一致させてください。
一方の主系サーバからその他の主系サーバに、ポリシーの配付を行うことはできません。ポリシーの配付先をその他の主系サーバにした場合、ポリシーの配付状態は「配付済み」となりますが、ポリシーは配付されません。主系サーバにポリシーの設定が必要な場合は、ポリシーの設定を行いたい主系サーバのSystemwalkerコンソールからポリシーを設定し、ポリシーの配付を行ってください。
監査ログ管理機能を使用する場合は、それぞれの運用管理サーバ(主系サーバ)とも収集する運用をしてください。OSのスケジュール機能、Systemwalker Operation Managerなどのジョブ管理製品を使用した定期的なログの採取を行うための設定は、それぞれの運用管理サーバ(主系サーバ)で実施してください。
ポリシーグループの「配付先」からノードを削除し、ポリシーの再配付を行なった場合、そのノードに登録されているアプリケーション情報は削除されます。再びアプリケーションの監視を行なう場合は、アプリケーション情報を再度登録してください。アプリケーション情報の登録方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“監視するアプリケーションを登録する”を参照してください。
ポイント
対処連携
一方の運用管理クライアントでイベントを対処すると、もう一方の運用管理クライアントの同一イベントも対処されます。
対処連携するイベントの状態は、「対処済」または「保留」です。
対処連携は、同期時間などの定義内容を変更することができます。詳細については、“サーバ間連携の詳細定義”を参照してください。