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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 設計ガイド
FUJITSU Software

E.6.3 ストレージの事前準備

ここでは、ストレージの事前準備について説明します。

サポートするストレージ構成

サポートするストレージ構成は以下の通りです。

ストレージ環境の事前設定【Solarisゾーン(Solaris11)】

大域ゾーンにzfsのストレージプールを作成してください。

本製品で、zfsストレージプールを利用する場合には、シン・プロビジョニングの設定が必要です。

シン・プロビジョニングの属性が設定されたストレージプールに仮想ストレージリソースを登録することで、シンフォーマットのディスクリソースとしてL-Serverに割り当てます。

シン・プロビジョニングの属性が設定されていないストレージプールには、zfsのストレージプールを仮想ストレージリソースとして登録できません。

なお、仮想ストレージリソースからシックフォーマットのディスクリソースは、切り出せません。

ストレージプールに対するシン・プロビジョニング属性の設定方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「20.2 作成」を参照してください。

ストレージプールの容量表示、および空き容量の計算方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「20.6 表示」を参照してください。


ストレージ環境の事前設定Solarisゾーン(Solaris10)】

注意

  • 複数の大域ゾーンからLUN共有されている、かつ、仮想L-Serverが使用するゾーンパスに対応しているLUNを、他の大域ゾーンからマウントしないでください。当該LUNに対応するディスクを使う仮想L-Serverを配備したときに、LUNへのアクセスが競合し、データが破損する可能性があります。