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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 リファレンスガイド (コマンド/XML編)
FUJITSU Software

15.4.4 ディスクリソース【OVM for SPARC】

仮想L-Server用のディスクリソース構成情報のXML定義は以下のとおりです。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<Storage>
  <Pool name="ストレージプール名"/>
  <VmHosts>
    <VmHost ip="VMホストのIPアドレス">
      <Disks>
        <Disk name="ディスク名" path="仮想ディスクサービス情報" size="ディスク容量"/>
      </Disks>
    </VmHost>
    <VmHost ip="VMホストのIPアドレス">
      <Disks>
        <Disk name="ディスク名" path="仮想ディスクサービス情報" size="ディスク容量"/>
      </Disks>
    </VmHost>
  </VmHosts>
</Storage>
表15.10 仮想L-Server用のディスクリソース構成情報のXML指定項目一覧

要素名

説明

取り得る値または例

ストレージプール名

(Pool name)

ディスクを登録するストレージプールの名前

作成済みのストレージプールのリソース名を指定します。

異なる階層で、同じ名前のストレージプールが存在する環境では、名前が特定できるように階層を指定する必要があります。

リソースフォルダー/リソースプール

VMゲスト用ディスクリソースの登録情報変更時は、Poolタグを使用できません。

VMホストのIPアドレス

(VmHost IP)

rawデバイスまたはパーティションを認識しているVMホストのIPアドレス

IPアドレスを指定します。

ディスク名

(Disk name)

ストレージプールに登録するディスクの名前

先頭半角英数字で、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。

複数のVMホストで共有するrawデバイスまたはパーティションを指定する場合、同じ名前を指定する必要があります。

仮想ディスクサービス情報

(Disk path)

仮想ディスクサービス情報

VMホストにおけるサービスドメインの仮想ディスクサービス名と、VMゲストに接続するrawデバイスまたはパーティションに対応するボリューム名を合わせた値を指定します。

仮想ディスクサービス名とボリューム名の詳細は、OVM for SPARCの説明書を参照してください。

ボリューム名と仮想ディスクサービス名が以下の場合

ボリューム名: vol0

仮想ディスクサービス名: primary-vds0

ここで指定される値は、vol0@primary-vds0です。

複数のVMホストで共有するrawデバイスまたはパーティションを指定する場合、VmHostタグを複数指定してください。

ディスク容量

(Disk size)

ストレージプールに登録するディスクの容量

ギガバイトを単位として、小数第一位までの数値を指定します。

指定できる範囲については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.3.3 [ディスク]タブ」を参照してください。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<Storage>
  <Pool name="StoragePool"/>
  <VmHosts>
    <VmHost ip="192.168.0.100">
      <Disks>
        <Disk name="test-0-disk0" path="vol1@primary-vds0" size="10.1"/>
      </Disks>
    </VmHost>
    <VmHost ip="192.168.0.101">
      <Disks>
        <Disk name="test-0-disk0" path="vol1@primary-vds0" size="10.1"/>
      </Disks>
    </VmHost>
  </VmHosts>
</Storage>