仮想L-Server用のディスクリソース構成情報のXML定義は以下のとおりです。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <Storage> <Pool name="ストレージプール名"/> <VmHosts> <VmHost ip="VMホストのIPアドレス"> <Disks> <Disk name="ディスク名" path="仮想ディスクサービス情報" size="ディスク容量"/> </Disks> </VmHost> <VmHost ip="VMホストのIPアドレス"> <Disks> <Disk name="ディスク名" path="仮想ディスクサービス情報" size="ディスク容量"/> </Disks> </VmHost> </VmHosts> </Storage> |
要素名 | 説明 | 取り得る値または例 |
---|---|---|
ストレージプール名 (Pool name) | ディスクを登録するストレージプールの名前 | 作成済みのストレージプールのリソース名を指定します。 異なる階層で、同じ名前のストレージプールが存在する環境では、名前が特定できるように階層を指定する必要があります。 リソースフォルダー/リソースプール VMゲスト用ディスクリソースの登録情報変更時は、Poolタグを使用できません。 |
VMホストのIPアドレス (VmHost IP) | rawデバイスまたはパーティションを認識しているVMホストのIPアドレス | IPアドレスを指定します。 |
ディスク名 (Disk name) | ストレージプールに登録するディスクの名前 | 先頭半角英数字で、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を指定します。 複数のVMホストで共有するrawデバイスまたはパーティションを指定する場合、同じ名前を指定する必要があります。 |
仮想ディスクサービス情報 (Disk path) | 仮想ディスクサービス情報 | VMホストにおけるサービスドメインの仮想ディスクサービス名と、VMゲストに接続するrawデバイスまたはパーティションに対応するボリューム名を合わせた値を指定します。 仮想ディスクサービス名とボリューム名の詳細は、OVM for SPARCの説明書を参照してください。 例 ボリューム名と仮想ディスクサービス名が以下の場合 ボリューム名: vol0 仮想ディスクサービス名: primary-vds0 ここで指定される値は、vol0@primary-vds0です。 複数のVMホストで共有するrawデバイスまたはパーティションを指定する場合、VmHostタグを複数指定してください。 |
ディスク容量 (Disk size) | ストレージプールに登録するディスクの容量 | ギガバイトを単位として、小数第一位までの数値を指定します。 指定できる範囲については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.3.3 [ディスク]タブ」を参照してください。 |
例
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <Storage> <Pool name="StoragePool"/> <VmHosts> <VmHost ip="192.168.0.100"> <Disks> <Disk name="test-0-disk0" path="vol1@primary-vds0" size="10.1"/> </Disks> </VmHost> <VmHost ip="192.168.0.101"> <Disks> <Disk name="test-0-disk0" path="vol1@primary-vds0" size="10.1"/> </Disks> </VmHost> </VmHosts> </Storage> |