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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 リファレンスガイド (コマンド/XML編)
FUJITSU Software

13.2 ctmg_collectinfo (調査資料の採取)

名前

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\RCXCTMG\bin\ctmg_collectinfo - 調査資料の採取

【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVctmg/bin/ctmg_collectinfo.sh - 調査資料の採取

形式

【Windowsマネージャー】

ctmg_collectinfo [-noperf] folder

【Linuxマネージャー】

ctmg_collectinfo.sh [-noperf] folder

機能説明

本製品の管理サーバの調査資料を採取するコマンドです。

トラブル調査を依頼する際に、調査資料をこのコマンドで採取します。

ポイント

  • デフォルトの設定から変更がない場合、採取に必要なディスク容量の目安は300Mバイト程度です。システム構成・設定によっては、より多くのディスク容量を必要としますので、資料格納先のディスクには十分な空きを用意してください。

  • フォルダーを指定する際は、以下の項目に注意してください。

    • 資料採取フォルダーは46バイト以内で指定してください。それより大きい場合、一部の情報が正確に採取されない可能性があります。

  • 資料採取中にファイルが変更された場合、"読み込んだファイルが変更されています"または"file changed as we read it"というメッセージが出力され、資料採取が失敗する場合があります。その場合は、コマンドを再度実行してください。

  • 【Windowsマネージャー】
    -noperfオプションを指定しない場合、調査資料の採取途中に、進捗を示すダイアログが1回~2回表示されます。このとき、[キャンセル]ボタンをクリックしないでください。

オプション

-noperf(省略可)

ダッシュボード機能と利用状況機能の調査資料を採取せず、容量を節約する場合に指定します。

folder

本製品の調査資料を採取するフォルダー名を指定します。
空白を含むパスをもつフォルダーを指定できません。
指定したフォルダーが存在しない場合は作成します。
指定したフォルダーの中に調査資料と同名のファイルおよびフォルダーが存在した場合、上書きされます。

必要な権限・実行環境

権限

システム運用管理者

実行環境

管理サーバ

使用例

【Windowsマネージャー】
> ctmg_collectinfo folder1
【Linuxマネージャー】
# ctmg_collectinfo.sh folder1

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0

正常に処理されました。

0以外

エラーが発生しました。