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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 リファレンスガイド (コマンド/XML編)
FUJITSU Software

3.8 rcxadm netdevice

名前

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダ\SVROR\Manager\bin\rcxadm netdevice - ネットワークデバイスの操作

【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm netdevice - ネットワークデバイスの操作


形式

rcxadm netdevice create -file file.xml [-nowait]
rcxadm netdevice delete -name name [-nowait]
rcxadm netdevice list rcxadm netdevice modify -name name -file file.xml [-nowait]
rcxadm
netdevice set -name name -attr {mode={active [-with_va]|maintenance}|auto_conf={true|false}} [-nowait]
rcxadm netdevice show -name name
rcxadm netdevice refresh -name name [-recreate] [-nowait]
rcxadm netdevice cfbackup -name name [-type type] [-comment comment] [-redundancy] [-nowait] rcxadm netdevice cfmodify -name name [-type config] -number number -comment comment [-nowait] rcxadm netdevice cfmodify -name name -type environment -comment comment [-nowait] rcxadm netdevice cfrestore -name name [-type type] [-nowait] rcxadm netdevice cflist -name name rcxadm netdevice cfexport -name name [-type config] -number number [-dir dir] rcxadm netdevice cfexport -name name -type environment [-dir dir] rcxadm netdevice cfclearerr -name name

機能説明

rcxadm netdeviceは、ネットワークデバイスの操作を行うコマンドです。


サブコマンド

create

ネットワークデバイスの作成を行います。

参考

  • ネットワーク構成情報の定義ファイルに2つ以上のネットワーク機器の情報が設定されていると、機器の登録に失敗し、リソースの作成処理が終了します。
    複数のネットワーク機器をネットワークデバイスとして一括登録する場合、rcxadm netconfigコマンドで行ってください。

  • 登録するネットワーク機器がNSアプライアンスで、登録するNSアプライアンスの数に対してRORマネージャーに登録されているNSオプションライセンスが不足している場合、62596メッセージが出力され、登録に失敗します。
    RORマネージャーに必要数のNSオプションライセンスを登録し、再度、登録作業を行ってください。

delete

ネットワークデバイスの削除を行います。

list

ネットワークデバイスの一覧を表示します。

以下の情報が表示されます。

表3.18 ネットワークデバイスの情報

項目名

内容

NAME

ネットワークデバイス名

IPADDRESS

ネットワークデバイスの管理IPアドレス

NETDEVICE_TYPES

ネットワークデバイスの種別

複数存在する場合、カンマで区切って表示されます。

仮想アプライアンスの場合、"(virtual)"が付加されて表示されます。

STATUS

ネットワークデバイスの動作状態

以下のどれかが表示されます。

  • 正常の場合

    "normal"が表示されます。

  • 異常の場合

    "error"が表示されます。

  • 警告の場合

    "warning"が表示されます。

  • 状態が不明の場合

    "unknown"が表示されます。

MAINTENANCE

ネットワークデバイスに対する保守モードの設定状態

以下のどちらかが表示されます。

  • 保守モードが設定されている場合

    "ON"が表示されます。

  • 保守モードが設定されていない場合

    "OFF"が表示されます。

modify

ネットワークデバイスの変更を行います。

set

ネットワークデバイスの保守モードの切替え、またはネットワークデバイスの自動設定対象の切替えを行います。

show

ネットワークデバイスの詳細表示を行います。

以下の情報を表示します。

表3.19 ネットワークデバイスの詳細情報

項目名

内容

Name

ネットワークデバイス名

SystemName

システム名

IPAddress

管理IPアドレス

ProductName

装置名(製品名)

ModelName

モデル名

VendorName

ベンダー名

Firmware

ファームウェアバージョン

PresettingInfo

ネットワークデバイスの事前設定内容

  • 簡単設定モードによりファイアーウォールを含むL-Platformの作成時に、利用できるネットワークデバイスとして事前設定する場合

    "Simple"が表示されます。

MaxDeployment

配備可能なL-Platformの数(総数)

簡単設定モードの場合だけ表示されます。

Location

装置の場所が表示されます。

Status

ネットワークデバイスの動作状態

以下のどれかが表示されます。

  • 正常の場合

    "normal"が表示されます。

  • 異常の場合

    "error"が表示されます。

  • 警告の場合

    "warning"が表示されます。

  • 状態が不明の場合

    "unknown"が表示されます。

StatusCause

ネットワークデバイスの動作状態が正常でない場合の要因

以下のどれかが表示されます。

  • PINGに対する応答がない場合

    "Ping unreachable"が表示されます。

  • SNMPに対する応答がない場合

    "SNMP unreachable"が表示されます。

  • NETCONFに対する応答がない場合

    "NETCONF unreachable"が表示されます。

  • 自動設定に失敗した場合

    "auto configuration failed"が表示されます。

  • イーサネット・ファブリックのドメイン内のスイッチに異常を検出した場合

    "Domain status error"が表示されます。

動作状態が正常の場合は"-"が表示されます。

NetdeviceTypes

ネットワークデバイスの種別

複数存在する場合、カンマで区切って表示されます。
種別が省略されている場合、項目名だけ表示され、種別は表示されません。

仮想アプライアンスの場合、"(virtual)"が付加されて表示されます。

FabricType

ファブリック種別

以下のどちらかが表示されます。

  • Converged Fabricの場合

    "C-Fabric"が表示されます。

  • VCSの場合

    "VCS"が表示されます。

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"の場合だけ表示されます。

Maintenance

ネットワークデバイスに対する保守モードの設定状態

以下のどちらかが表示されます。

  • 保守モードが設定されている場合

    "ON"が表示されます。

  • 保守モードが設定されていない場合

    "OFF"が表示されます。

AutoConfiguration

自動設定の可否

自動設定時に設定対象として選択可能か表示されます。

以下のどちらかが表示されます。

  • 自動設定対象として選択できる場合

    "true"が表示されます。

  • 自動設定対象として選択できない場合

    "false"が表示されます。

FabricId

ファブリックID

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

VCSId

VCS ID

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"VCS"の場合だけ表示されます。

PortProfile

イーサネット・ファブリックへの自動設定時のAMPP機能の使用有無

以下のどちらかが表示されます。

  • AMPP機能を使用する場合

    "enable"が表示されます。

  • AMPP機能を使用しない場合

    "disable"が表示されます。

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

ManagementHost

管理ホスト

管理ホスト(IPCOM VXまたはNSアプライアンスの動作する物理サーバ)のIPアドレスおよびリソース名が表示されます。

仮想アプライアンスの場合だけ表示されます。

Redundancy

グループID

Redundancy[GroupDevice]

グループ機器名

複数存在する場合、カンマで区切って表示されます。

Port[num]

ポート名

numには、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

Port[num][Link]

ポートの結線状態

以下のどれかが表示されます。

  • リンクアップ状態の場合

    "up"が表示されます。

  • リンクダウン状態の場合

    "down"が表示されます。

  • 不明の場合

    "unknown"が表示されます。

numには、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

Port[num][PhysicalState]

ポートの通信状態

回線速度/通信モードの形式で表示されます。回線速度の単位はMbpsです。
通信モードには、以下のどれかが表示されます。

  • 全二重回線の場合

    "F"が表示されます。

  • 半二重回線の場合

    "H"が表示されます。

  • 不明の場合

    ハイフン("-")が表示されます。

numには、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

Port[num][Type]

ポートの種別

ファブリック種別が"C-Fabric"の場合、以下のどちらかが表示されます。

  • サーバと接続されるポートの場合

    "EP"が表示されます。

  • 他のネットワーク機器と接続されるポートの場合

    "CIR"が表示されます。

ファブリック種別が"VCS"の場合、以下のどちらかが表示されます。

  • VCS以外と接続するポートの場合

    "Edge"が表示されます。

  • VCS内のVDX間を接続するポートの場合

    "ISL"が表示されます。

numには、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"の場合だけ表示されます。

Port[num][DistributionMode]

パケット振り分けモード

以下のどれかが表示されます。

  • S-TAG(TPID=88a8)で振り分けを行う場合

    "VLAN(S-TAG)"が表示されます。

  • MACアドレスで振り分けを行う場合

    "MAC"が表示されます。

  • C-TAG(TPID=8100)で振り分けを行う場合

    "VLAN(C-TAG)"が表示されます。

  • 振り分けを行わない場合

    "no-distribution"が表示されます。

  • S-TAG(TPID=88a8)、C-TAG(TPID=8100)以外のVLANで振り分けを行う場合

    "VLAN(other)"が表示されます。

numには、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

IPCOM VAの場合だけ表示されます。

Port[num][Stag]

S-TAG ID

IPCOM VAへの振り分けに使うS-TAGのIDが表示されます。

numには、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

IPCOM VAへのパケット振り分けモードが"VLAN(S-TAG)"の場合だけ表示されます。

Port[num][Ctag]

C-TAG ID

IPCOM VAのポートへの振り分けに使うC-TAGのIDが表示されます。

numには、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

IPCOM VAへのパケット振り分けモードが"VLAN(C-TAG)"の場合だけ表示されます。

Port[num][OtherVlan]

S-TAG、C-TAG以外のVLANID

IPCOM VAのポートへの振り分けに使うS-TAGおよびC-TAG以外のVLAN IDが表示されます。

numには、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

IPCOM VAへのパケット振り分けモードが"VLAN(other)"の場合だけ表示されます。

Vlan[num]

VLAN ID

numには、VLAN要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

Vlan[num][UntaggedPort]

VLAN IDのUntaggedポートに所属するポートのポート名

numには、VLAN要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。
複数存在する場合、カンマで区切って表示されます。
VCSファブリックに対してAMPP機能で設定されたVLANは、一部が表示されない場合があります。

Vlan[num][TaggedPort]

VLAN IDのTaggedポートに所属するポートのポート名

numには、VLAN要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。
複数存在する場合、カンマで区切って表示されます。

Link[num][NeighborResourceName]

ポート番号[num]と結線されているリソース名

numには、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

Link[num][NeighborPort]

ポート番号[num]と結線されているリソースのポート名

numには、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

Link[num][NeighborNicIndex]

ポート番号[num]と結線されているリソースのポート名

接続先がラックマウント型サーバで、かつ、表示用のポート(NicIndex)が指定されている場合、ポート番号[num]と結線されているリソースのポート名を出力します。

numには、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

AllocatedResources[Firewall]

自動設定で割り当てられたファイアーウォール名

複数存在する場合、カンマで区切って表示されます。

AllocatedResources[SLB]

自動設定で割り当てられたサーバロードバランサー名

複数存在する場合、カンマで区切って表示されます。

AllocatedResources[Network]

自動設定で割り当てられたネットワークリソース名

複数存在する場合、カンマで区切って表示されます。

LoginInfo[num][User]

アカウントのユーザー名

numには、アカウント要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

LoginInfo[num][IPAddress]

アカウントの接続先IPアドレス

numには、アカウント要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

LoginInfo[num][Port]

アカウント接続先ポート番号

numには、アカウント要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

LoginInfo[num][Protocol]

アカウントの使用するプロトコル名

numには、アカウント要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

LoginInfo[num][Authority]

アカウントの権限

以下のどちらかが表示されます。

  • 管理者権限の場合

    "administrator"が表示されます。

  • 利用者権限の場合

    "user"が表示されます。

numには、アカウント要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

LoginInfo[num][Tenant]

アカウントのテナント名

種別が"Firewall"または"SLB"でテナント名が設定されている場合だけ、テナント名が表示されます。
その他の場合、項目名およびテナント名は表示されません。
numには、アカウント要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

LoginInfo[num][AuthType]

アカウントの認証情報の管理方法

以下のどちらかが表示されます。

  • ネットワークデバイス内で管理している場合

    "local password"が表示されます。

  • 外部サーバで管理している場合

    "external server"が表示されます。

numには、アカウント要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

LoginInfo[num][LoginCheck]

アカウントが使用できるかの確認結果

以下のどれかが表示されます。

  • 使用できる場合

    "Successful"が表示されます。

  • 使用できない場合

    "Failed"が表示されます。

  • 未確認の場合

    "Unchecked"が表示されます。

numには、アカウント要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

Ruleset[num]

ルールセット名

numには、ルールセット要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。
ルールセットが省略されている場合、項目名およびルールセット名は表示されません。

Ruleset[num][Info]

ルールセットの説明

numには、ルールセット要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。
ルールセットが省略されている場合、項目名およびルールセットの説明は表示されません。

SnmpCommunityName

SNMPのコミュニティー名

FaultMonitoringMethod

障害監視方法

以下のどれかが表示されます。

  • pingによる生存監視が行われている場合

    "ping"が表示されます。

  • SNMPによる状態監視が行われている場合

    "SNMP"が表示されます。

  • NETCONFによる状態監視が行われている場合

    "NETCONF"が表示されます。

複数の監視方法を設定している場合、カンマで区切って表示されます。

FaultMonitoringInterval(s)

障害監視間隔(単位: 秒)

FaultMonitoringRetry

障害監視のリトライ回数

FaultMonitoringTimeout(s)

障害監視のタイムアウト時間(単位: 秒)

RestoreHistory[Env][RestoreFileDate]

リストア対象のネットワーク機器環境ファイルがバックアップされた時刻

リストアをしていない場合または対象ファイルがすでに削除されている場合は"-"が表示されます。

RestoreHistory[Env][RestoreExecDate]

ネットワーク機器環境ファイルをリストアした日時

リストアをしていない場合は"-"が表示されます。

RestoreHistory[Config][GenerationNumber]

ネットワーク機器コンフィグファイルの管理番号

リストアをしていない場合または対象ファイルがすでに削除されている場合は"-"が表示されます。

RestoreHistory[Config][RestoreFileDate]

リストア対象のネットワーク機器コンフィグファイルがバックアップされた時刻

リストアをしていない場合は"-"が表示されます。

RestoreHistory[Config][RestoreExecDate]

ネットワーク機器コンフィグファイルをリストアした日時

リストアをしていない場合は"-"が表示されます。

VFAB[num][name]

VFAB名

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

numには、VFAB要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

VFAB[num][id]

VFAB ID

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

numには、VFAB要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

VFAB[num][Stag]

VFABのS-TAG

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

numには、VFAB要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

VFAB[num][mode]

VFABの動作モード

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

以下のどちらかが表示されます。

  • ホストモードの場合

    "host"が表示されます。

  • ネットワークモードの場合

    "network"が表示されます。

numには、VFAB要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

VFAB[num][vfabauto]

VFABに対する自動設定の有無

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

以下のどちらかが表示されます。

  • 自動設定有りの場合

    "true"が表示されます。

  • 自動設定無しの場合

    "false"が表示されます。

numには、VFAB要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

VFAB[num1][Tenant][num2]

VFABを使用するテナントのテナント名

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

Default VFAB要素の情報は表示されません。

num1には、VFAB要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

num2には、テナントのインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

VFAB[num1][Port][num2]

VFABに属するポート名

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

num1には、VFAB要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

num2には、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

VFAB[num1][Port][num2][Link]

VFABに属するポートの結線状態

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

以下のどれかが表示されます。

  • リンクアップ状態の場合

    "up"が表示されます。

  • リンクダウン状態の場合

    "down"が表示されます。

  • 不明の場合

    "unknown"が表示されます。

num1には、VFAB要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

num2には、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

VFAB[num1][Port][num2][PhysicalState]

VFABに属するポートの通信状態

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

回線速度/通信モードの形式で表示されます。回線速度の単位はMbpsです。

通信モードには、以下のどれかが表示されます。

  • 全二重回線の場合

    "F"が表示されます。

  • 半二重回線の場合

    "H"が表示されます。

  • 不明の場合

    ハイフン("-")が表示されます。

num1には、VFAB要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

num2には、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

VFAB[num1][Port][num2][Type]

VFABに属するポートの種別

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

  • サーバと接続されるポートの場合

    "EP"が表示されます。

  • 他のネットワーク機器と接続されるポートの場合

    "CIR"が表示されます。

  • IEEEdot1adフレームで送受信するポートの場合

    "CIR(dot1ad)"または"EP(dot1ad)"が表示されます。

num1には、VFAB要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

num2には、ポート要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

VFAB[num1][Vlan][num2]

VFAB内のVLAN(C-TAG) ID

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

num1には、VFAB要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

num2には、VFAB内のVLAN要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

VFAB[num1][Vlan][num2][UntaggedPort]

VFAB内のVLAN IDのUntaggedポートに所属するポート名

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

num1には、VFAB要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

num2には、VFAB内のVLAN要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

複数存在する場合は、カンマで区切って表示されます。

VFAB[num1][Vlan][num2][TaggedPort]

VFAB内のVLAN IDのTaggedポートに所属するポート名

ネットワークデバイスの種別が"Fabric"で、かつ、ファブリック種別が"C-Fabric"の場合だけ表示されます。

num1には、VFAB要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

num2には、VFAB内のVLAN要素のインデックス番号が表示されます。番号は、"0"から始まる整数です。

複数存在する場合は、カンマで区切って表示されます。

refresh

ネットワークデバイスの構成情報の更新を行います。

cfbackup

ネットワーク機器設定用ファイルのバックアップを行います。

cfmodify

cflistサブコマンドのCOMMENTに表示されるネットワーク機器設定用ファイルのコメントの変更を行います。

cfrestore

ネットワーク機器設定用ファイルのリストアを行います。

cflist

バックアップ済みのネットワーク機器設定用ファイルの一覧の表示を行います。

以下の情報が表示されます。

表3.20 ネットワーク機器設定用ファイルの情報

項目名

内容

NUMBER

ネットワーク機器コンフィグファイルの管理番号

バックアップに失敗している行は"-"が表示されます(注)。
また、一番下の行にはネットワーク機器環境ファイルを表す"env"が表示されます。

BACKUPDATE

ネットワーク機器コンフィグファイルをバックアップした日時

TRIGGER

ネットワーク機器設定用ファイルのバックアップを実行した際の契機

どれかが表示されます。

  • create

    ネットワークデバイスの登録時

  • command

    rcxadm netdevice cfbackupコマンドの実行時

  • auto

    ネットワークデバイスへの自動設定時

L-PLATFORM/NETWORK

自動設定を実施したL-Platformの名前

種別が"L2-Switch"の場合は、ネットワークリソース名が表示されます。
なお、TRIGGERが"auto"の場合にだけ表示されます。

TENANT

自動設定を実施したL-Platformのテナントの名前

TRIGGERが"auto"の場合にだけ表示されます。

OPERATION

L-Platformに対する操作

どれかが表示されます。

  • create

    L-Platformの作成、ネットワークリソースの作成

  • modify

    L-Platformの変更、ネットワークリソースの変更

  • delete

    L-Platformの削除、ネットワークリソースの削除

  • connect

    L-Serverの作成

  • disconnect

    L-Serverの削除

  • recovery

    リカバリ処理

TRIGGERが"auto"の場合にだけ表示されます。

COMMENT

設定したコメント

注) エラー行は、以下のいずれかの契機で消滅します。

・直後に取得したネットワーク機器コンフィグファイルが世代管理数オーバーで削除された場合
・rcxadm netdevice cfclearerrコマンドを実行した場合

cfexport

ネットワーク機器設定用ファイルをエクスポートします。

cfclearerr

ネットワーク機器コンフィグファイルのバックアップのエラー履歴の削除を行います。


オプション

-attr {mode={active [-with_va]|maintenance}|auto_conf={true|false}}

ネットワークデバイスの保守モードの切替え、または自動設定対象の切替えを指定します。

-attr mode=active

装置の状態確認を行い、正常な状態であった場合、動作状態を"normal"に変更し、保守モードを解除します。
装置の状態確認の結果、異常を検出した場合、コマンドの実行結果で保守モードの解除失敗を通知します。出力されたメッセージに従い、対処を行った後、保守モードの解除を再実行する必要があります。

-with_va

管理ホスト(IPCOM VX)の保守モードを解除するときに、管理ホスト(IPCOM VX)上で動作する仮想アプライアンスの保守モードも解除する場合に指定します。

-attr mode=maintenance

保守モードを設定します。

-attr auto_conf=true

自動設定対象として選択できるようにします。

-attr auto_conf=false

自動設定対象として選択できないようにします。

-file file.xml

file.xmlには、作成するネットワークデバイスを定義したXMLファイルを指定します。
XMLファイルの定義については、「15.7.1 作成」を参照してください。

-name name

nameには、ネットワークデバイス名を指定します。
nameに未登録のネットワークデバイス名が指定された場合は、エラーで終了します。

-nowait

サブコマンドで指定したネットワークデバイスの操作が完了するのを待たずに、コマンドを復帰させる場合に指定します。

-type type

typeには、ファイルの種別を指定します。

config

ネットワーク機器コンフィグファイルの操作を行う場合に指定します。

environment

ネットワーク機器環境ファイルの操作を行う場合に指定します。

省略時は、"config"が指定されます。

各機種に対するファイル名の対応については「運用ガイド CE」の「10.2.1 バックアップ・リストアのしくみ」の「表 ネットワーク機器設定ファイル管理機能でサポートしているネットワーク機器と管理対象ファイル」を参照してください。

-redundancy

nameで指定したネットワークデバイスと同じ冗長構成グループの機器を操作の対象とする場合に指定します。

-number number

ネットワーク機器コンフィグファイルが操作対象の場合、管理番号を指定します。
管理番号については、cflistサブコマンドで確認できます。

-dir dir

エクスポートで指定したファイルを出力するディレクトリを指定します。

ネットワーク機器コンフィグファイルの場合、以下の形式のファイル名で出力されます。

バックアップ日付-ネットワーク機器コンフィグファイル名

20120921104043-running-config

環境ファイルの場合、操作対象のネットワーク機器のファイル名で出力されます。

-comment comment

ネットワーク機器設定用ファイルのコメントを指定します。
日本語(半角カナを含む)、半角文字に関係なく256文字以内の文字列を指定します。

-recreate

nameで指定したネットワークデバイスのポート情報および結線情報を最新化します。

  • 本オプションを指定してポート情報を最新化する必要がある場合

    • ネットワークデバイスのポートの増減が発生した場合

    • イーサネット・ファブリック(Converged Fabric)において、ファブリックID、ドメインID、スイッチID、ポート種別が変更された場合

    • イーサネット・ファブリック(VCS)において、VCS ID、RBridge IDが変更された場合

  • 本オプションを指定して結線情報を最新化する必要がある場合

    • IPCOM VXとIPCOM VA間の論理結線が変更された場合

操作対象のネットワークデバイスに対する通信が行えない場合、エラーで終了します。


使用例