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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 導入ガイド
FUJITSU Software

I.1 Systemwalker Centric ManagerまたはETERNUS SF Storage Cruiserと共存させる場合の注意事項

ここでは、本製品とSystemwalker Centric ManagerまたはETERNUS SF Storage Cruiserを共存させる場合の注意事項について説明します。


デスクトップヒープ値の変更【Windowsマネージャー】

本製品を、Systemwalker Centric ManagerまたはETERNUS SF Storage Cruiserと同一サーバに共存させると、システムのデスクトップヒープが不足してサービスの起動に失敗することがあります。
このため、「トラブルシューティング集」の「13.1 デスクトップヒープが枯渇した場合」を参照して、デスクトップヒープの領域を拡張してください。


インストール【Linuxマネージャー

マネージャーをインストールしたサーバで以下の製品を使用する場合、製品間でSNMPトラップを共用するための手順を実行する必要があります。

ServerViewトラップ転送プログラムは、UDPポート162番で受信したSNMPトラップをほかのUDPポート番号宛に転送することを目的としたプログラムです。
一部のバージョンのServerView Operations Managerには、ServerViewトラップ転送プログラムが同梱されています。その場合、ServerView Operations Managerのマニュアルを参照してServerViewトラップ転送プログラムをインストールしてください。

ServerViewトラップ転送プログラムがServerView Operations Managerに同梱されていない場合、以下のWebサイトからダウンロードし、添付されているドキュメントを参照してインストールしてください。

URL: http://www.fmworld.net/cgi-bin/drviasearch/drviadownload.cgi?DRIVER_NUM=F1007434

ServerViewトラップ転送プログラムをインストール後に、以下の設定を行ってください。

  1. OSの管理者(root)でログインします。

  2. /etc/servicesファイルを編集し、以下の行を追加します。

    mpwksttr-trap    49162/udp
  3. /usr/share/SMAWtrpsv/conf/trpsrvtargetsファイルを編集し、49162ポートを追加します。

    編集前

    ########################################################################
    # Copyright (C) Fujitsu Siemens Computers 2007
    # All rights reserved
    # Configuration File for trpsrv (SMAWtrpsv)
    ########################################################################

    # Syntax
    # port [(address | -) [comment]]

    # examples
    # 8162
    # 9162 - test
    # 162 145.25.124.121

    編集後

    ########################################################################
    # Copyright (C) Fujitsu Siemens Computers 2007
    # All rights reserved
    # Configuration File for trpsrv (SMAWtrpsv)
    ########################################################################

    # Syntax
    # port [(address | -) [comment]]

    # examples
    # 8162
    # 9162 - test
    # 162 145.25.124.121

    #UDPポート 49162番に転送します。
    49162

  4. SELinuxを有効にする場合、SELinuxの設定を行う必要があります。

    設定方法については、「J.1.4 ServerViewトラップ転送プログラム」を参照してください。

  5. システムを再起動します。


旧バージョンからのアップグレード