ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 導入ガイド
FUJITSU Software

11.2.2 アンインストール【Linux】【VMware】【Xen】【KVM】

以下の手順で、エージェントをアンインストールします。

  1. システムにOSの管理者(root)でログインします。

    本製品をアンインストールする管理対象サーバにrootでログインしてください。

  2. rcxagtuninstallコマンドを実行します。

    本コマンドを実行するとアンインストールが行われ、本製品のパッケージが自動的に削除されます。

    # /opt/FJSVrcxat/bin/rcxagtuninstall <RETURN>

    アンインストールが正常に完了すると、以下のメッセージが表示されます。

    INFO : ServerView Resource Orchestrator Agent was uninstalled successfully.

    アンインストールが失敗すると、以下のメッセージが表示されます。

    ERROR : Uninstalling パッケージ名 was failed.

    なお、本製品のアンインストーラを起動すると、本製品のサービスは自動的に停止されます。

  3. アンインストールが失敗した場合、メッセージ中に表示されるパッケージをrpmコマンドで削除し、手順1.からやり直してください。

    # rpm -e パッケージ名 <RETURN>

注意

  • UpdateAdvisor(ミドルウェア)のコマンドを任意の場所で実行するためにPATH変数を設定している場合、本製品に適用されている修正はアンインストールにより削除されるため、アンインストール前に未適用の状態に戻す必要はありません。

    ただし、以下の場合には、修正を未適用の状態に戻してからアンインストールしてください。

    • PATH変数を設定していない

    • エージェント(ダッシュボード機能)をインストールしている

  • アンインストール後、以下のインストール先ディレクトリとファイルが残ることがあります。その場合、残ったディレクトリとファイルを手動で削除してください。

    • /opt直下のディレクトリ

      FJSVnrmp

      FJSVrcxat

      FJSVrcximg

      FJSVrcxkvm

      FJSVssagt

      FJSVctdsb-sqc

      systemcastwizard

    • /etc/opt直下のディレクトリ

      FJSVnrmp

      FJSVrcxat

      FJSVssagt

      FJSVctdsb-sqc

    • /var/opt直下のディレクトリ

      systemcastwizard

      FJSVnrmp

      FJSVrcxat

      FJSVssagt

      FJSVctdsb-sqc

    • ファイル

      /boot/clcomp2.dat

      /etc/init.d/scwagent

      /etc/scwagent.conf

  • 本製品のインストール時にSELinuxを設定した場合、本製品のアンインストール後にSELinuxの設定を削除してください。

    設定の削除方法については、「J.2.2 エージェント」を参照してください。