ここでは、マネージャーのクラスタ運用の設定と削除の注意事項について説明します。
クラスタサービス(クラスタアプリケーション)の切替えについて
クラスタサービス(クラスタアプリケーション)切替え時に発生したイベントは表示できません。
また、RORコンソールにメッセージ番号 65529が出力されることがあります。
再度、ログイン処理を行ってください。
メッセージの詳細は、「メッセージ集」の「メッセージ番号 65529」を参照してください。
障害調査資料
「トラブルシューティング集」の「1.2 調査資料の採取 (Virtual Edition)」を参照し、資料を採取してください。その際、管理サーバのプライマリーノードからコマンドを実行し、プライマリーノードと管理対象サーバの調査資料を採取します。
コマンド
マネージャーの起動と停止時は、rcxadm mgrctlコマンドのstart、stopサブコマンドを使用しないでください。
フェールオーバー クラスタ管理ツリーで、マネージャー用の"サービスまたはアプリケーション"を右クリックし、表示されたメニューで[このサービスまたはアプリケーションをオンラインにする(B)]または[このサービスまたはアプリケーションをオフラインにする(T)]を選択します。
その他のコマンドの実行方法は、通常運用とクラスタ運用との違いはありません。
RORコンソール
シャーシに管理サーバが含まれる場合のリソースツリーのサーバリソースの登録状況は、以下のように表示されます。
マネージャーが動作しているクラスタノードのサーバリソースは、"[管理サーバ]"と表示されます。
マネージャーが動作していないクラスタノードのサーバリソースは、"[未登録]"と表示されます。
"[未登録]"が表示されるクラスタノードのサーバリソースは、登録しないでください。
PRIMECLUSTERでの監視対象サービス(デーモン)【Linuxマネージャー】
本製品で提供しているCheckスクリプトで監視対象とするサービス(デーモン)は以下のとおりです。
/etc/init.d/scwdepsvd
/etc/init.d/scwpxesvd
/etc/init.d/scwtftpd
/opt/FJSVrcvmr/opt/FJSVssmgr/bin/cimserver
/opt/FJSVrcvmr/sys/rcxtaskmgr
/opt/FJSVrcvmr/sys/rcxmongrel1
/opt/FJSVrcvmr/sys/rcxmongrel2
/opt/FJSVrcvmr/sys/rcxhttpd
/etc/init.d/dhcpd (注)
注) 管理LANサブネットを登録している場合