ここでは、クラスタシステムへのマネージャーのインストールについて説明します。
マネージャーをプライマリーとセカンダリ両方のノードにインストールします。
「2.1 マネージャーのインストール」を参照し、インストールしてください。
注意
マネージャー用共有ディスクにはインストールしないでください。
【Windowsマネージャー】
インストーラの[インストール先の選択]画面では、プライマリーノードとセカンダリノードで同じ名前のフォルダーを指定してください。
ただし、マネージャー用共有ディスク上のフォルダーは指定しないでください。
インストーラの[特権ユーザーの作成]画面では、ユーザーアカウント名、およびパスワードは、プライマリーノードとセカンダリノードで同じ文字列を指定してください。
インストーラの[管理LANの選択]画面では、管理対象サーバと直接通信できる同一サブネットのネットワークを選択してください。
【Linuxマネージャー】
インストール中に入力する特権ユーザーのユーザーアカウント名とパスワードは、プライマリーノードとセカンダリノードで同じ文字列を指定してください。
インストール中に選択する管理LANのネットワークインターフェースは、管理対象サーバと直接通信できる同一サブネットのネットワークを選択してください。
インストール完了後、マネージャーを停止状態にします。
マネージャーの停止は、rcxadm mgrctl stopコマンドを使用します。
コマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「5.11 rcxadm mgrctl」を参照してください。
【Windowsマネージャー】
マネージャーの以下のサービスの起動設定を"手動"に変更してください。
Resource Coordinator Task Manager
Resource Coordinator Web Server(Apache)
Resource Coordinator Sub Web Server(Mongrel)
Resource Coordinator Sub Web Server(Mongrel2)
Deployment Service (注)
TFTP Service (注)
PXE Services (注)
Resource Coordinator DB Server(PostgreSQL)
注) 同一サブネット内でServerView Deployment Managerを使用する場合は必要ありません。