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Interstage List Creator V10.5.0 環境設定・帳票運用編
FUJITSU Software

A.1.2 テストコマンド(prtest)

ここでは、帳票設計時に利用するコマンドについて説明します。

A.1.2.1 [機能]

List Creatorデザイナで作成した帳票定義情報の帳票様式のレイアウトをテスト印刷します。

このコマンドは、[スタート]-[プログラム]-[List Creator]-[ユーティリティ]-[テスト印刷]を選択してテスト印刷画面を表示し、オプションを指定することもできます。

注意

  • このコマンドは、帳票設計時に利用するコマンドです。

  • 組合せフォーム出力する場合は、テスト印刷で出力結果を確認することはできません。
    帳票設計時に組合せフォーム一覧からプレビューし確認するか、または、prprintコマンドなどを使用して出力結果を確認してください。

A.1.2.2 [記述形式]

コマンドの記述形式を示します。

[  ]は、省略できることを示します。

prtest    [ "帳票名" ]
          [ -assetsdir          帳票格納ディレクトリ ]
          [ -n                  "印刷プリンタ名" ]

A.1.2.3 [説明]

オプションについて説明します。すべてのオプションを省略すると、オプションを指定するテスト印刷画面が表示されます。

"帳票名"

帳票名を「ダブルクォーテーション(")」で囲んで指定します。

オプションを指定する場合は、帳票名を必ず指定してください。


-assetsdir 帳票格納ディレクトリ

帳票格納ディレクトリをフルパスで指定します。

省略すると、環境設定画面の[全般]タブで指定されている帳票格納ディレクトリが有効になります(List Creatorデザイナをインストールしている場合は、帳票格納ディレクトリを帳票定義一覧画面のオプション画面からも切り替えることができます)。

注意

  • 帳票格納ディレクトリ名の末尾には、「円マーク(\)」を指定しないでください。


-n "印刷プリンタ名"

使用する印刷プリンタ名を「ダブルクォーテーション(")」で囲んで指定します。

省略すると、通常使うプリンタが有効になります。

注意

  • 印刷用プリンタ以外のプリンタを指定した場合、または通常使うプリンタが印刷用プリンタになっていない場合、テスト印刷は正しく行われません。

ポイント

  • 印刷プリンタ名は、プリンタフォルダで表示されるプリンタ名を「ダブルクォーテーション(")」で囲んで指定します。ただし、リモートプリンタを使用する場合は、「"\\コンピュータ名\プリンタ名"」の形式で指定します。

A.1.2.4 [記述例]

「帳票1」という帳票様式のレイアウトをテスト印刷します。

prtest  "帳票1"

A.1.2.5 [復帰値]

復帰値を示します。

復帰値

意味

0

正常終了

-1

異常終了

A.1.2.6 [補足]