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Interstage List Creator V10.5.0 環境設定・帳票運用編
FUJITSU Software

14.3.3 SSLで通信データを保護する

ここでは、SSLで通信データを保護する方法について説明します。

SSLとは

通常のWebサーバが使用する通信プロトコルでは、セキュリティが考慮されていないため、ネットワーク上でデータを第三者に傍受、改ざんされる危険性があります。

SSL(Secure Sockets Layer)を使用すると、Webサーバの通信プロトコル部分をSSLプロトコルに置き換え、これらの危険を回避し、WebサーバとWebブラウザ間で安全な通信を行うことができます。

SSLを使用するためには以下の作業を行います。

SSLを有効にするための作業

SSLを使用するためには、プロキシまたはWebサーバとWebブラウザでそれぞれ環境設定が必要になります。

プロキシまたはWebサーバの環境設定

SSLを使用するためには、以下の設定手順でプロキシまたはWebサーバの環境設定を行ってください。

=操作手順=
  1. 証明書および秘密鍵を作成します。

  2. 証明書をプロキシまたはWebサーバに登録します。

  3. 保護する資源、認証の種類(サーバ認証/クライアント認証)を設定します。

詳細については、各マニュアルを参照して設定してください。

Webブラウザの環境設定

SSLを使用するためには、以下の設定手順でWebブラウザの環境設定を行ってください。

=操作手順=
  1. 証明機関の証明書を登録します。

  2. クライアント証明書の発行依頼と登録を行います(SSL3.0のクライアント認証を使用する場合)。

詳細については、Webサーバのマニュアル、およびWebブラウザのヘルプを参照してください。