List Creatorでは、出力方法を複数指定して出力したり、複数の方法で出力時の情報を指定したりできます。
ここでは、出力時の指定が重なった場合、どのように出力されるかについて説明します。
●出力方法を複数指定した場合
一度の出力で、出力方法を複数指定した場合、以下の優先順序で出力されます。
印刷
電子保存
FAX 送信
PDF ファイル
OWFファイル
Excel ファイル出力
TIFF出力
例えば、印刷と電子保存を同時に指定した場合は、上記の優先順序にしたがって、帳票をプリンタに出力した後に、リスト管理サーバに電子保存します。
ただし、上記のいずれかの出力方法でエラーが発生した場合は、それ以降の出力は行われません。
●帳票業務情報とユーザアプリケーションの指定
List Creatorでは、帳票の出力に関する指定は、コマンドやユーザアプリケーションなどを利用し、帳票出力時に指定します。
帳票出力に関する指定の一部は、帳票設計時に帳票業務情報でも指定することができます。
この場合、指定の優先順序は以下のようになります。
帳票出力時の指定
(コマンドやユーザアプリケーションでの指定)
帳票業務情報のプロパティ画面での指定
●環境設定とユーザアプリケーションの指定
帳票格納ディレクトリなどの環境に関する情報は、環境設定で指定できるものもあります。
この場合、指定の優先順序は、以下のようになります。
帳票出力時の指定
(コマンドやユーザアプリケーションでの指定)
環境設定画面、または環境設定コマンドや環境変数などによる指定