ページの先頭行へ戻る
Interstage List Creator V10.5.0 環境設定・帳票運用編
FUJITSU Software

9.1 出力の優先順序

List Creatorでは、出力方法を複数指定して出力したり、複数の方法で出力時の情報を指定したりできます。

ここでは、出力時の指定が重なった場合、どのように出力されるかについて説明します。

出力方法を複数指定した場合

一度の出力で、出力方法を複数指定した場合、以下の優先順序で出力されます。

  1. 印刷

  2. 電子保存

  3. FAX 送信

  4. PDF ファイル

  5. OWFファイル

  6. Excel ファイル出力

  7. TIFF出力

例えば、印刷と電子保存を同時に指定した場合は、上記の優先順序にしたがって、帳票をプリンタに出力した後に、リスト管理サーバに電子保存します。

ただし、上記のいずれかの出力方法でエラーが発生した場合は、それ以降の出力は行われません。

帳票業務情報とユーザアプリケーションの指定

List Creatorでは、帳票の出力に関する指定は、コマンドやユーザアプリケーションなどを利用し、帳票出力時に指定します。

帳票出力に関する指定の一部は、帳票設計時に帳票業務情報でも指定することができます。

この場合、指定の優先順序は以下のようになります。

  1. 帳票出力時の指定
    (コマンドやユーザアプリケーションでの指定)

  2. 帳票業務情報のプロパティ画面での指定

環境設定とユーザアプリケーションの指定

帳票格納ディレクトリなどの環境に関する情報は、環境設定で指定できるものもあります。

この場合、指定の優先順序は、以下のようになります。

  1. 帳票出力時の指定
    (コマンドやユーザアプリケーションでの指定)

  2. 環境設定画面、または環境設定コマンドや環境変数などによる指定