入力データがUNICODE(UTF32)コード系の場合、以下の点に留意して帳票および入力データを設計してください。
●帳票設計時
項目長は、日本語文字(半角カタカナを含む)は1文字3バイト、半角英数字は1文字1バイトで計算して項目長を指定してください。日本語文字と半角文字が混在するため、指定する項目長が分からない場合は、文字数×3の長さを指定してください。
項目長が短い場合、文字列が途中で切れて出力される場合があります。
矩形テキスト項目の改行コードには半角円記号(0x000000A5)、半角上付き線(0x000000AF)を指定しないでください。
CASE 条件出力の条件、拡張定義の明細の条件に半角円記号「\」、半角上付き線「 ̄」を指定した場合、入力データの半角円記号(0x000000A5)、半角上付き線(0x000000AF)と条件判定をすることはできません。
CASE 条件出力の条件、拡張定義の明細の条件に指定した半角円記号「\」、半角上付き線「 ̄」は、入力データの半角バックスラッシュ(0x0000005C)、半角チルダ(0x0000007E)と比較されてしまいます。
●入力データ設計時
入力データ中にNULL値(0x00000000)は指定できません。
入力データ形式が「固定長」で、区切り文字に「区切り文字あり」を指定した場合、入力データ中の区切り文字には、文字コードが0x0000007F 以下の文字を指定してください。
入力データ形式が「可変長」で、区切り文字に任意の文字を指定する場合、文字コードが0x0000007F 以下の文字を指定してください。
入力データ形式が「CSV 形式」、「可変長」、または「固定長」で、文字コード系がUNICODE(UTF32)の入力データを作成する場合、先頭にBOM(Byte Order Mark)を付けないでください。
BOM:0xFFFE0000(リトルエンディアン)、0x0000FEFF(ビッグエンディアン)
入力データ中に UNICODE(UTF32)に存在しないコードを指定しないでください。
UNICODE(UTF32)に存在しないコードを指定した場合、文字化けやエラーとなる場合があり、動作を保証できません。