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Interstage List Creator V10.5.0 帳票設計編
FUJITSU Software

B.11.1 プレプリント用紙に合わせて帳票を設計したい

=操作手順=
  1. プレプリント用紙をイメージスキャナなどで読み込んで、イメージデータ(ビットマップデータ、またはJPEGデータ)を作成します。

  2. 帳票様式定義画面の帳票のプロパティ画面で、[余白]タブの「用紙からの位置」チェックボックスをチェックし、原点位置を「上:0、左:0」に変更します。

  3. [表示]-[下敷きイメージ]を選択します。

    ⇒下敷きイメージ画面が表示されます。

  4. [ファイルの選択]ボタンをクリックし、1.で作成したイメージデータを選択します。カラーのイメージデータを選択した場合、下敷きイメージをカラーで表示するか、モノクロ(2値)に変換して表示するかを選択するメッセージが表示されます。

  5. 「下敷きイメージを表示する」チェックボックスをチェックし、[OK]ボタンをクリックします。

    ⇒イメージデータが編集領域に下敷きイメージとして表示されます。

  6. 下敷きイメージに合わせて項目を設定します。

ポイント

  • ファイルの選択時、「傾き補正を行う」チェックボックスをチェックすると、ビットマップデータの傾きを自動的に補正します。イメージスキャナなどで読み込んだイメージが傾いている場合に指定します。なお、カラーで下敷きイメージを表示する場合、傾き補正は無効になります。

  • 下敷きイメージ画面以外にも、新規作成時のウィザードの用紙情報の設定で下敷きイメージを選択することができます。

  • Windowsであれば、Microsoft WordやMicrosoft Excelなどの使い慣れたツールで設計した帳票イメージや、インターネットで公開されているPDFファイルの帳票イメージなども、List Creatorのオーバレイユーティリティを使用してオーバレイに変換できるので、簡単にList Creatorの帳票に取り込むことができます。詳細については、オンラインマニュアル“オーバレイユーティリティ”を参照してください。

  • 下敷きイメージのオーバレイ変換機能を使用して、下敷きとして読み込んだイメージデータをオーバレイに変換することができます。

  • 下敷きイメージを非表示にするには、下敷きイメージ画面で「下敷きイメージを表示する」チェックボックスのチェックをはずします。
    下敷きイメージが表示されている状態で、標準ツールバーの[下敷きイメージ]ボタンをクリックして下敷きイメージを非表示にすることもできます。

  • 下敷きイメージがプレプリント用紙の余白を含んでいる場合、下敷きイメージを表示する位置に、余白分、マイナスの値を指定してください。
    また、下敷きイメージの右下が用紙を超える場合も、下敷きイメージを表示する位置に、下敷きイメージの右下が用紙を超えないような値を指定して調整してください。