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Interstage List Creator V10.5.0 帳票設計編
FUJITSU Software

B.1.19 帳票出力時に、帳票定義情報を変更しないで、固定リテラルの文字列および項目属性を動的に変更したい

帳票定義情報を変更せずに、固定リテラル項目の文字列や項目属性を変更して出力する方法を説明します。

=操作手順=
  1. 帳票定義情報を作成します。

    ポイント

    • 既存の帳票定義情報を使用することもできます。

  2. 帳票定義一覧画面で帳票定義情報を選択し、[ファイル]-[項目属性切替え定義ファイルの雛形生成]を選択します。

    ⇒選択した帳票定義情報の項目属性切替え定義ファイルの雛型が生成されます。

  3. 作成した項目属性切替え定義ファイルの雛型を編集し、帳票出力時に変更したい文字列、および項目属性を指定します。

  4. 帳票様式定義、または帳票定義一覧でプレビューし、出力イメージを確認します。
    プレビュー起動画面で、作成した項目属性切替え定義ファイルを指定すると、内容を確認できます。

  5. 帳票出力時に、作成した項目属性切替え定義ファイルを指定します。

    ⇒項目属性切替え定義ファイルの指定に従って固定リテラルの文字列および項目属性が変更され、帳票が出力されます。

例)Windows用の帳票サンプル「請求書」を使用した場合の例

帳票出力時に、以下の項目属性を変更する例について説明します。

なお、以下の番号は、編集後の例の番号と対応しています。

(1)固定リテラル項目の文字列「請求書」を「ご請求書」に変更する

(2)英文フォントを「MS 明朝」から「MS ゴシック」に変更する

(3)数字項目の小数部桁数を「2」から「1」に変更する

[項目属性切替え定義の雛形ファイル(編集前)
,,LITERAL_STRING,"日付",
,,LITERAL_STRING,"商品",
,,LITERAL_STRING,"数量",
,,LITERAL_STRING,"単価",
,,LITERAL_STRING,"金額",
,,LITERAL_STRING,"/",
,,LITERAL_STRING,"(続く)",
,,LITERAL_STRING,"月 合計",
,,LITERAL_STRING,"請求書",
,,FONT_JAPANESE,"MS 明朝",
,,FONT_ENGLISH,"MS 明朝",
,,DATE_FORMAT_STRING,0,
,,NUM_DECIMAL_PLACES,0,
,,NUM_DECIMAL_PLACES_SUPPRESS,0,
,,CURRENCY_SYMBOL,"\",
[項目属性切替え定義の雛形ファイル(編集後)]
,,LITERAL_STRING,"請求書","ご請求書"   .............(1)
,,FONT_ENGLISH,"MS 明朝","MS ゴシック" .........(2)
,,NUM_DECIMAL_PLACES,2,1.  .........................(3)