ここでは、項目属性切替え定義ファイルについて説明します。
●項目属性切替え定義ファイルとは
項目属性切替え定義ファイルとは、帳票出力時に置き換えて出力する属性情報(フォントやリテラルなど)を定義したファイルです。
項目属性切替え定義ファイルの定義内容によって、項目属性を切り替える対象範囲は以下のように異なります。
すべての帳票を対象とする
帳票名の指定を省略することで、すべての帳票で「共通」の定義となります。
特定の帳票だけ対象とする
帳票名(および項目名)を指定することで、「指定した帳票」だけに有効な定義となります。
●文字コード系
項目属性切替え定義ファイルは、以下の文字コード系で作成してください。
帳票出力サーバがWindowsの場合
UNICODE(UTF8)の文字コード系で、改行コードはCR+LF(0x0d+0x0a)
帳票出力サーバがSolaris/Linuxの場合
UNICODE(UTF8)の文字コード系で、改行コードはLF(0x0a)
●優先順序
以下のような場合、項目属性切替え定義ファイルの定義内容が重なることがあります。
すべての帳票で「共通」の定義ファイルと、特定の帳票だけを対象とする定義ファイルを同時に指定した場合
すべての帳票で「共通」の定義ファイルに、特定の帳票だけを対象する定義ファイルの内容まとめて、1つのファイルにした場合
上記のように項目属性切替え定義ファイルの定義内容が重なった場合の優先順序は、以下のようになります。
1) 帳票名/項目名での指定
2) 帳票名での指定
3) 属性識別子での指定