帳票のページを替えて、新たに新しいページから帳票を出力することを、「改ページ」と呼びます。
以下に、帳票形式ごとの改ページのタイミングについて説明します。
●カード形式の帳票の場合
入力データの1レコード(行)ごとに改ページされます。
注意
入力データ形式が「XML形式」の場合は、データルートごとに改ページされます。
●伝票形式、矩形繰返し形式、またはタックシール形式の帳票の場合
明細の繰返し数が1ページ分の明細数を超えるタイミング、またはBREAKが発生したタイミングで改ページされます。
入力データの1レコード(行)単位では、改ページされません。
注意
入力データ形式が「XML形式」の場合は、データルートの終了タグでは改ページされません。
●集計表形式の帳票の場合
以下のタイミングで改ページされます。
明細の繰返し数が1ページ分の明細数を超えるタイミング(データ定義画面の[環境定義]タブの改ページのタイミングで、改ページの方法を指定できます)
BREAKが発生したタイミング
以下のタイミングでBREAKが発生します。
パーティションのプロパティ画面の印刷後制御で、改ページを指定した制御脚書きパーティション(CF)が出力されたタイミング
データ定義画面の[拡張定義]タブで改ページが指定されている場合、BREAKが発生したタイミングで改ページのみ行われる
入力データの1レコード(行)単位では、改ページされません。
注意
入力データ形式が「XML形式」の場合は、データルートの終了タグでは改ページされません。
●フリーフレーム形式の帳票の場合
フリーフレーム形式の帳票では、フレームが定義されているかどうか、および定義されたフレームがリンクされているかどうかで、改ページされるタイミングが異なります。
フレームが定義されていない
入力データの1レコード(行)ごとに改ページされます。
注意
入力データ形式が「XML形式」の場合は、データルートごとに改ページされます。
フレームが定義されている
フレームが定義されている場合は、定義されたフレームがリンクされているかどうかで、改ページされるタイミングが異なります。
定義されたフレームがリンクされていない
以下のタイミングで改ページされます。
明細の繰返し数が1フレーム分の明細数を超える場合
BREAKが発生したタイミング(パーティションのプロパティ画面の印刷後制御で、改ページを指定した制御脚書きパーティション(CF)が出力されたタイミング)
BREAKが発生したタイミング(データ定義画面の[拡張定義]タブで改ページが指定されている場合、BREAKが発生したタイミングで改ページのみ行われる)
入力データの1レコード(行)単位では、改ページされません。
注意
入力データ形式が「XML形式」の場合は、データルートの終了タグでは改ページされません。
固定パーティションの制御脚書きパーティション(CF)が定義されている帳票の場合、その制御脚書きパーティション(CF)の印字開始位置以降には、明細が出力されません。改ページされて出力されます。
定義されたフレームがリンクされている
定義されたフレームがリンクされている場合は、改フレームされるタイミングと改ページされるタイミングがあります。
以下のタイミングで改ページされます。
リンクの最後のフレームでは、改フレームされるタイミングでも改ページされます。
BREAKが発生したタイミング(パーティションのプロパティ画面の印刷後制御で、改ページを指定した制御脚書きパーティション(CF)が出力されたタイミング)
BREAKが発生したタイミング(データ定義画面の[拡張定義]タブで改ページが指定されている場合、BREAKが発生したタイミングで改ページのみ行われる)
入力データの1レコード(行)単位では、改ページされません。
注意
入力データ形式が「XML形式」の場合は、データルートの終了タグでは改ページされません。
固定パーティションの制御脚書きパーティション(CF)が定義されている帳票の場合、その制御脚書きパーティション(CF)の印字開始位置以降には、明細が出力されません。改フレームまたは改ページされて出力されます。